FOLLOW US

守田が途中出場のスポルティングが連覇に王手…ベンフィカとの決戦はドロー決着に

2025.05.11

優勝決定は最終節に持ち越されることになった [写真]=Getty Images

 プリメイラ・リーガ第33節が10日に行われ、ベンフィカスポルティングが対戦した。

 ともに勝ち点「78」で並ぶ首位スポルティングと2位ベンフィカによるプリメイラ・リーガ優勝をかけた“リスボン・ダービー”。MF守田英正が所属するスポルティングは勝利すれば連覇が決まり、対するベンフィカは2点差以上の勝利で2022-23シーズン以来の優勝を果たす決戦に。なお、守田はベンチスタートとなった

 超満員のなか始まった試合は、立ち上がりの4分にスポルティングが先制する。ヴィクトル・ギェケレシュが左サイドから折り返しのパスを送ると、フランシスコ・トリンコンが合わせてゴールに突き刺す。

 対するベンフィカも黙ってはいない。6分、ベンフィカアンヘル・ディ・マリアがボックス手前からシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーの上。その後も激しい攻防を繰り広げた前半は、スポルティングの1点リードで終わる。

 しかし後半に入ると、ホームのベンフィカが徐々にリズムを取り戻していく。63分、ベンフィカのエヴァンゲロス・パヴロディスが巧みなドリブルでボックス内に侵入。折り返しのパスを出すと、詰めていたケレム・アクトゥルコールが押し込んで試合を振り出しに戻した。

 ベンフィカは攻撃の手を緩めず、何度もゴールに迫っていくが、得点には至らない。試合は1-1のドローという結果に終わり、ベンフィカスポルティングともに優勝を決めることはできなかった。なお、守田は52分にゼノ・デバストに代わって途中出場している。

 今季の最終節となる次節は17日に行われ、ベンフィカはアウェイでブラガと、スポルティングはホームでヴィトーリアと対戦する。優勝の可能性を残す両チームは勝ち点で並んでいるものの、直接対決の結果で優位な立場にあるスポルティングは、勝てば無条件での連覇が決定する状況だ。

【スコア】
ベンフィカ 1-1 スポルティング

【得点者】
0-1 4分 フランシスコ・トリンコンスポルティング
1-1 63分 ケレム・アクトゥルコールベンフィカ

守田英正の関連記事

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

RANKING守田英正のニュースアクセスランキング

SOCCERKING VIDEO