ラツィオに所属するインモービレ [写真]=Getty Images
ラツィオに所属するイタリア代表FWチーロ・インモービレが、ベシクタシュへと移籍するようだ。10日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
マウリツィオ・サッリ監督のもと、2022-23シーズンはセリエAを2位で終えるなど好成績を残し、チャンピオンズリーグ出場権を獲得して2023-24シーズンを迎えたラツィオ。しかし、開幕序盤から不調に陥ると、公式戦4連敗を喫した3月にサッリ監督が辞任を表明した。後任にイゴール・トゥドール新監督が就任して以降は復調し、最終的にはリーグ7位フィニッシュを果たしたラツィオだが、シーズン終了後には背番号10を背負っていたスペイン人MFルイス・アルベルトや日本代表MF鎌田大地が退団。トゥドール監督の辞任によりマルコ・バローニ氏が新指揮官に就任するなど、チームの再編が行われている。
キャプテンを務めるインモービレも去就に注目が集まるプレーヤーの1人だったが、5月に「離れる必要がある理由は見当たらない」と発言しながら残留する意向を表明。しかし、今回の報道によるとラツィオがベシクタシュによる同選手獲得オファーを承認した模様だ。
当初、ラツィオはベシクタシュに1000万ユーロ(約17億5000万円)の移籍金を要求していたものの、インモービレが退団を強く希望したため500万ユーロ(約8億6000万円)に減額。さらに交渉が進んだ結果、最終的に300万ユーロ(約5億3000万円)での売却が決まったという。また、移籍情報に精通するイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏は、契約期間は2年間であると報じた。
なお、インモービレは9日にシーズン前のメディカルチェックを受ける予定だっだが、トルコへの移籍に向けて欠席した様子。『フットボール・イタリア』は、同選手がベシクタシュ加入のために大幅な減俸を受け入れたと主張している。
By サッカーキング編集部
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