2023-24シーズンはアストン・ヴィラでプレーしたザニオーロ [写真]=Getty Images
アタランタがガラタサライ所属のイタリア代表MFニコロ・ザニオーロの獲得に近づいているようだ。3日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。
現在25歳のザニオーロは、2017年に当時セリエBに所属していたヴィルトゥス・エンテッラでプロデビューを飾ると、2018年夏にはインテルからローマへ完全移籍で加入した。同クラブでは約3シーズン半に渡って中盤の主力として活躍し、公式戦通算128試合の出場で24ゴール18アシストをマーク。その後、2023年1月にガラタサライへ活躍の場を移すと、同年夏には買い取りオプション付きのレンタルでアストン・ヴィラへ加入した。
2023-24シーズンは公式戦39試合の出場で3ゴールを記録したザニオーロだが、アストン・ヴィラは買い取りオプションを行使せず。6月30日にレンタル期間が満了となり、一旦は保有元のガラタサライへ復帰することとなった。
そんなザニオーロだが、約1年半ぶりのセリエA復帰が間近に迫っているという。報道によると、2023-24シーズンのヨーロッパリーグ(EL)を制覇したアタランタが同選手の獲得でガラタサライと合意に達したとのこと。移籍形態は買い取りオプション付きのレンタルで、レンタル料は総額600万ユーロ(約10億円)、買い取り額は1450万ユーロ(約25億円)となるようだ。なお、ザニオーロが全公式戦の65〜70パーセントに出場した場合には、買い取り義務が発生することになるという。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、移籍成立が濃厚となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともに、ザニオーロのメディカルチェックは現地時間4日木曜日に行われる見込みだと伝えている。
By サッカーキング編集部
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