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メッシにサウジ行きの可能性?…アル・ヒラルが1年契約&年俸約310億円のオファーを準備か

2023.03.16

PSGで中心選手として活躍中のメッシ [写真]=Getty Images

 サウジアラビアの強豪アル・ヒラルが、パリ・サンジェルマン所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得を狙っているようだ。15日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在35歳のメッシは2021年夏からPSGでプレー。加入当初こそ適応に苦戦したものの、在籍2年目の今シーズンは攻撃の中心として存在感を発揮し、ここまで公式戦31試合出場18ゴール17アシストという成績を残している。そんな同選手とPSGとの現行契約は今年の6月末まで。契約には1年間の延長オプションが付随しており、PSG側も延長交渉に動いているものの、現時点で合意には達していない。

 今シーズン終了後の去就に大きな注目が集まっているメッシ。一部ではメジャーリーグ・サッカー(MLS)行きの可能性も報じられる中、サウジアラビアの強豪が同選手の獲得に向けて巨額のオファーを提示する可能性があるようだ。

 メッシの獲得に興味を示しているのは、国内リーグ18回、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)4回の優勝を誇るサウジアラビア屈指の強豪アル・ヒラル。『マルカ』が報じたところによると、同クラブはメッシに対して1年契約の提示を計画しているとのこと。さらに、その際には年俸2億2000万ユーロ(約310億円)という破格の条件が提示される可能性があるという。なお、メッシの代理人を務める実父のホルヘ氏は、今週火曜日にサウジアラビアの首都リヤドを訪れていたようだ。

 昨年、アル・ナスルがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと契約を締結したことで注目を集めているサウジアラビア。ロナウド上陸の効果もあり、国内ではサッカー人気が急騰しているようだ。しかし、2030年のFIFAワールドカップ招致を目指す同国は、国内リーグを一層盛り上げるべく、さらなる大物選手の参戦を熱望しているという。報道によると、サウジアラビアの政治家たちは、アル・ヒラルのメッシ獲得をサポートするべく、給与の上限を引き上げるための法改正すら検討していると伝えられている。

 果たして世界的スーパースターは自身の去就に関して、どのような決断を下すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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