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ローマMFザニオーロのガラタサライ移籍が決定! 4年半契約を締結

2023.02.09

ガラタサライへの移籍が決定したザニオーロ [写真]=Getty Images

 ローマに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが、ガラタサライに完全移籍することが決定した。8日、両クラブが発表している。

 ガラタサライの発表によると、移籍金は1500万ユーロ(約21億円)で、2023年11月15日から始まる5シーズンにわたる分割払いとなり、ローマには20パーセントの売却条項も付随しているという。また、ザニオーロとは4年半契約を締結し、2022-23シーズンの給与は90万ユーロ(約1億2700万円)で、それ以降は1シーズン275万ユーロ(約3億8700万円)となるようだ。

 なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、今回の契約には3500万ユーロ(約49億円)の契約解除条項も付随するほか、ローマにはガラタサライに所属する19歳のオーストリア代表FWユスフ・デミア、16歳のU-17トルコ代表MFエフェ・アクマンの優先獲得オプションも含まれる模様だ。

 現在23歳のザニオーロは2018年夏にインテルからローマに完全移籍。2018-19シーズンのセリエAでは27試合4得点を記録し、リーグの年間最優秀若手選手に選ばれた。2019-20シーズンも活躍していたが、2020年1月に右ひざ、同年9月に左ひざの前十字じん帯を断裂。20-21シーズンを棒に振った。

 21-22シーズンに復帰を果たすと、公式戦42試合に出場して8ゴールを記録。ヨーロッパカンファレンスリーグ制覇に貢献した。今季はここまで公式戦17試合に出場し、2ゴールを挙げている。

 ローマとの契約は2024年夏まで残していたザニオーロだったが、今冬の移籍市場で退団を要求。しかし、獲得に関心を示したトッテナムやミランはローマの要求額に難色を示して撤退すると、ローマと移籍金3000万ユーロ(約42億円)で合意したボーンマスへの移籍はザニオーロ本人が拒否するなど、両者の関係は破綻。ジョゼ・モウリーニョ監督のチームから外されている状況のなか、同選手は冬の移籍市場が2月8日まで開いていたトルコの名門ガラタサライに加入することとなった。


By サッカーキング編集部

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