ベイルとの共闘を望むペイジ監督 [写真]=Getty Images
ウェールズ代表を率いるロバート・ページ監督が、1月9日に現役引退を発表した元同代表FWガレス・ベイルについて語った。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在33歳のベイルは、長年にわたってウェールズ代表の中心選手として君臨し、ウェールズ代表の“黄金期”を創り上げてきた。2015年には初のEURO出場を勝ち獲っただけでなく、翌年に開催されたEURO2016本大会での躍進にも貢献し、ベスト4へと導いた。FIFAワールドカップカタール2022のヨーロッパ予選では、プレーオフを勝ち抜く原動力となり、母国に64年ぶりとなるワールドカップ行きの切符をもたらした。なお、代表通算111試合41ゴールという圧倒的な成績を残し、ウェールズの“レジェンド”となった。
そんなベイルについてページ監督は、「代表復帰については話したことがある。彼にはまた何らかの形で関わってほしい。その役割が何であるかは分からないが、数週間後にまた彼と話すだろう。ロッカールームにいてくれることだけでも、強く願うよ」と胸中を明かした。
続けて、元フランス代表FWティエリ・アンリがベルギー代表でアシスタントコーチを務めていたことを例に挙げて次のように語った。
「ベルギー代表でアシスタントコーチを務めたアンリのように、元選手は監督であれ、コーチであれ、ステップアップしていくものだ。FAW(ウェールズサッカー協会)も、ベイルが何らかの形で関わってくれることを望んでいるはずだ」
By サッカーキング編集部
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