ネーションズリーグ第6節が行われた [写真]=Getty Images
UEFAネーションズリーグ（UNL）のリーグA・グループ3の第6節（最終節）が、26日に各地で行われた。
W杯出場権を逃したことを機に多くの若手を起用する新生イタリアは、5戦を終えて首位に立つハンガリーと対戦。逆転突破には勝つしかない“アッズーリ”は27分、相手GKにプレスを仕掛けると、こぼれ球をジャコモ・ラスパドーリが流し込んで先制。さらに52分、テンポの良いパス回しでエリア内に侵入すると、折り返しにフェデリコ・ディマルコが飛び込み追加点を決める。このリードを最後まで守りきったイタリアが逆転で首位に浮上し、決勝ラウンドへの切符を手にした。
ここまで2分3敗ですでにリーグB降格が決定しているイングランドは、前節ハンガリーに敗れたドイツとホームで対戦。スコアレスで迎えた後半、ドイツはイルカイ・ギュンドアンのPK弾で先制すると、続いてカイ・ハフェルツのビューティフル弾で追加点を奪う。しかし反撃に出たイングランドは、ルーク・ショー、メイソン・マウントの連続弾で追いつくと、83分にはケインがPKを決め、12分間で逆転に成功。それでも試合は終わらず、87分にハフェルツがこの日2ゴール目を奪い、激しい撃ち合いはドローに終わった。
強豪国ひしめく“死の組”で逆転での首位通過を果たしたイタリアは、前日に試合を終えたクロアチア、オランダと並んで決勝ラウンドへ。3分3敗と未勝利に終わったイングランドは、オーストリア、ウェールズとともに来季はリーグBを戦うこととなった。
■グループ3第6節
ハンガリー代表 0－2 イタリア代表
イングランド代表 3－3 ドイツ代表
■グループ3最終順位表
1位 イタリア代表（勝ち点11）
2位 ハンガリー代表（勝ち点10）
3位 ドイツ代表（勝ち点7）
4位 イングランド代表（勝ち点3）
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト