オリンピアコスは15日、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを獲得したことを発表した。
カタールのアル・ラーヤンに所属していたJ・ロドリゲスは、同クラブとの契約を双方合意の下で解消。フリートランファーでオリンピアコスへの移籍を果たし、「10番」を背負うことも決まった。欧州の主要リーグはすでに移籍市場が閉じているが、ギリシャは9月15日が移籍期限の最終日となっていた。
15日には、現在参戦しているヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第2節がホームで行われ、スタンドにJ・ロドリゲスが姿を見せると、ファンからは大きな声援が送られた。その後には、レアル・マドリード時代の同僚でもあるマルセロも姿を見せ、抱擁を交わす場面も。なお、UEFAの規程により、今季のELグループステージにJ・ロドリゲスが出場することはできない。
現在31歳のJ・ロドリゲスは、母国のエンビガドでプロキャリアをスタートさせ、バンフィエルド、ポルトを経て2013年にはモナコへ移籍。2014FIFAワールドカップに臨むコロンビア代表に選出されると、全5試合でピッチに立ち、6ゴール4アシストと活躍した。同大会後には、レアル・マドリードへの移籍を果たし、“背番号10”が与えられたが、徐々に序列が低下。2017-18シーズンからの2シーズンはレンタル移籍したバイエルンでプレーし、2020年夏に恩師のカルロ・アンチェロッティ監督を追ってエヴァートンへ。しかし、翌年にアンチェロッティ監督がレアル・マドリードへ復帰し、後任となったベニテス監督の下で構想外となったことから、アル・ラーヤンへの移籍を決断。しかし、負傷の影響もあって継続的にピッチに立つことができず、欧州リーグへの復帰を模索していると報じられていた。
By サッカーキング編集部
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