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セルティック、モンテネグロ代表の攻撃的MFを獲得「CLがとても楽しみ」

2022.08.25

セルティックに加入したハクシャバノヴィッチ [写真]=Getty Images

 日本人4選手が所属するセルティックは25日、ルビン・カザン(ロシア)からモンテネグロ代表MFセアド・ハクシャバノヴィッチが完全移籍で加入することを発表した。

 ハクシャバノヴィッチはセルティックと2027年6月30日までの5年契約を結び、背番号は「9」に決定。イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、同選手の獲得には4クラブが動いていたようだが、今季のチャンピオンズリーグ本戦に出場するセルティックが争奪戦を制した。

 現在23歳のハクシャバノヴィッチは、左ウイングを主戦場とする右利きのアタッカー。スウェーデンで生まれ、ユース年代のナショナルチームは同国を選んでいたが、2017年6月に両親の故郷であるモンテネグロでA代表デビュー。これまで28キャップを数えている。

 2005年にハルムスタッズ(スウェーデン)の下部組織に入団し、2015年2月に15歳でトップチームデビュー。同クラブでは70試合の出場で13ゴール10アシストを記録し、期待の若手として注目を集めた。

 2017年夏にウェストハムへと完全移籍したものの、同クラブのトップチームでは2試合の出場にとどまり、2018年夏に期限付き移籍で加入したマラガでも出場機会を得られず、2019年1月に加入したノルシェーピン(スウェーデン)で輝きを取り戻し、2021年夏にルビン・カザンへと移籍した。今年3月にはロシアとウクライナでプレーする外国人選手に関する国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置を利用し、ルビン・カザンとの契約を一時解除。2021-22シーズン後半はユールゴーデン(スウェーデン)でプレーした。

 ハルムスタッズではFW木下康介(現水戸ホーリーホック)、ルビン・カザンではMF齊藤未月(現ガンバ大阪)とともにプレー。今度はFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介と共演することになったハクシャバノヴィッチは、セルティックのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「良い選手、ファン、そして歴史のある素晴らしいクラブだ。(アンジェ・ポステコグルー)監督との対話で良い感触を得られたのが決め手だ。僕はプレーメーカーで、ひらめきがあり、一対一が得意で、パワフルなシュートが打て、スピードがある」

「もちろん、チャンピオンズリーグでプレーできることはとても楽しみだ。最高の大会だし、子供のころからの夢だった」

「(スウェーデンの英雄)ヘンリク・ラーションがこのクラブの偉大なレジェンドであることは知っている。彼と同じようなことができるといいんだけどね。それはとても難しいことだが、ベストを尽くしたい」

By サッカーキング編集部

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