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UEFA、スーパー杯&CL・GSでの“半自動オフサイドテクノロジー”導入を発表

UEFAは4日、“半自動オフサイドテクノロジー”を導入することを発表(写真はスチュアート・バート氏)

 UEFAは4日、新シーズン開幕に先だてて行われるUEFAスーパーカップと、2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージで、“半自動オフサイドテクノロジー(SAOT)”を導入することが決定したと発表した。

 “SAOT”とは、スタジアムに設置された12台の専用カメラで、ボールと各選手の29カ所のポイント(手や足など)を1秒間に50回追跡し、ボールと各選手のピッチ上における正確な位置を算出するテクノロジー。また、それに加え、ボール内部に設置されたセンサーが1秒間に500回データを送信することによって、正確なキックポイント(蹴った瞬間と位置)を検知することが可能になるという。

 これらのデータを組み合わせた上で、人工知能を用い、選手がオフサイドポジションでボールを受けた場合には、ビデオオペレーションルーム内にいるビデオマッチオフィシャル(映像担当の審判員)にオフサイド通知が届く仕組みとなっているようだ。ビデオマッチオフィシャルには、受け取った通知をピッチ上の審判員に伝達する前に、自動的に選択されたキックポイント及びオフサイドラインを確認するという作業が必要となるものの、この作業は数秒以内で完了することが可能だとされている。よって、これまでよりも早くオフサイドの判定を下せるという。なお、11月に開催されるFIFAワールドカップカタールでも“SAOT”を導入する可能性が高いようだ。

 今回の発表によると、昨シーズンのCLと女子CLのノックアウトステージ、UEFA女子EURO決勝トーナメント全試合、その他クラブ大会決勝トーナメントなど、2020年以降に行われた計188回の試合でテストを実施していたことを明らかにした。10日行われるUEFAスーパーカップが“SAOT”の初運用になるという。

 “SAOT”導入に際し、UEFA審判部長のロベルト・ロセッティは「UEFAは、試合を向上させ、審判の仕事をサポートするための新しい技術的ソリューションを常に探している。この革新的なシステムにより、VARチームはオフサイドの状況を迅速かつ正確に判断を下せるようになり、試合の流れと判定の一貫性の向上に繋がる」と述べている。

 なお、10日に行われるUEFAスーパーカップ『レアル・マドリードvsフランクフルト』の主審にマイケル・オリバー氏を任命。アシスタントをスチュアート・バート氏とサイモン・ベネット氏が、第4審判をドナタス・ルムシャス氏が務めるという。また、VARをトマシュ・クヴィアトコフスキ氏が、アシスタントVARをバルトシュ・フランクフスキ氏とティアゴ・ブルーノ・ロペス・マルティンス氏が担当することも併せて伝えている。

■UEFAスーパーカップの審判団

主審:マイケル・オリバー(イングランド)
アシスタント:スチュアート・バート、サイモン・ベネット(ともにイングランド人)
第4審判:ドナタス・ルムシャス(リトアニア)
VAR:トマシュ・クヴィアトコフスキ(ポーランド)
アシスタントVAR:バルトシュ・フランクフスキ(ポーランド)、ティアゴ・ブルーノ・ロペス・マルティンス(ポルトガル)

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