ヘンクの伊東純也(写真はプレシーズンのもの) [写真]=Getty Images
2022-23シーズンのジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第1節が24日に行われ、日本代表MF伊東純也が所属するヘンクは王者クラブ・ブルッヘと敵地で対戦した。伊東は右ウィングでフル出場。なお、今夏アルビレックス新潟からクラブ・ブルッヘのセカンドチームに加入したMF本間至恩はベンチ外だった。
13分、伊東に決定機が到来。シリル・デセルスとのパス交換でペナルティエリアに侵入し、相手GKとの一対一を迎えたが、GKの股の間を狙ったシュートは防がれて得点には至らない。
先制したのはホームのクラブ・ブルッヘ。22分、アンドレアス・スコフ・オルセンがペナルティエリアの手前で左足を振り抜き、ミドルシュートを突き刺した。
ヘンクは30分に試合を振り出しに戻す。伊東のスルーパスに抜け出した右サイドバックのダニエル・ムニョスがゴール前に低めのクロスを供給。ゴール前のデセルスが合わせて押し込んだ。
前半アディショナルタイムには伊東が中央をドリブルで切り裂きシュートに持ち込んだが、相手GKの正面。同点で折り返すと、後半開始早々の47分にヘンクが逆転する。スルーパスに抜け出した伊東がグラウンダーで折り返し、マイク・トレゾールがダイレクトで合わせてゴール左隅に流し込んだ。
しかし60分、クラブ・ブルッヘがハンス・ファナーケンの得点で追いつく。そして試合終盤、クラブ・ブルッヘはPKを獲得。キッカーのサイル・ラリンが放ったシュートは右ポストを叩いたものの、こぼれ球をスコフ・オルセンが押し込んで勝ち越しに成功した。
試合はこのまま終了し、2-3で敗れたヘンクは黒星スタートとなった。次節は31日に行われ、ヘンクはスタンダール・リエージュ、クラブ・ブルッヘはオイペンと対戦する。
【得点者】
1-0 22分 アンドレアス・スコフ・オルセン(クラブ・ブルッヘ)
1-1 30分 シリル・デセルス(ヘンク)
1-2 47分 マイク・トレゾール(ヘンク)
2-2 60分 ハンス・ファナーケン(クラブ・ブルッヘ)
3-2 90+2分 アンドレアス・スコフ・オルセン(クラブ・ブルッヘ)
By サッカーキング編集部
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