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ギグス氏がウェールズ代表指揮官を辞任「影響を受けるのは望んでいない」

ウェールズ代表指揮官を辞任したギグス氏 [写真]=Getty Images

 ウェールズ代表のライアン・ギグス監督が辞任することを発表した。20日、イギリスメディア『BBC』や同『スカイスポーツ』など複数メディアが伝えている。

 現在48歳のギグス氏は現役時代にマンチェスター・U一筋でプレーし、同クラブ史上最多となる963試合出場や13度のプレミアリーグ優勝などに貢献した。一方、私生活では女性とのトラブルが絶えない。2011年に元“ミス・ウェールズ”のイモージェン・トーマスとの不倫が発覚すると、ほぼ同時期に実弟の妻ナターシャさんとも約8年間に渡って不倫していたことが明らかに。この事件が原因となり、2017年夏にステイシー・クック元夫人と離婚。翌2018年夏からケイトさんとの関係を公にしていた。

 2018年1月にウェールズ代表の指揮官に就任したものの、2020年11月に恋人のケイト・グレビルさんに対する暴行および傷害の容疑で逮捕されていた。また、2017年から2020年までの間に強制的で支配的な行動をとった罪にも問われている同氏だが、すべての容疑を否認しており、無罪を主張しているものの、昨年1月に行われる予定だった裁判は裁判所側の都合により、今年8月8日に延期されている。この影響で、ギグス氏は2020年11月からウェールズ代表の仕事は休職中となっている。

 なお、ウェールズ代表はアシスタントコーチのロバート・ページ氏が代行指揮となる中で、FIFAワールドカップカタール2022欧州予選のプレーオフを制し、1958年大会以来となる64年ぶり2度目となるW杯出場を果たしている。

 このような状況からギグス氏は声明を発表し、「熟考した結果、私はすぐにウェールズ代表の男子チームの監督としての立場から退くことを決断した」と辞任することを表明した。

「母国を指揮することは名誉であり、特権だったが、ウェールズFA、コーチスタッフ、そして選手たちが確実に明確に、監督の地位について憶測することがなく、大会の準備をすることが正しいことだ」

「よく知られているように私はマンチェスター・クラウン・コートで審理された刑事告発に対して無罪を主張している。私たちはこの司法手続きに自信を持っているが、監督としての活動を再開できるようにもっと早く裁判が開かれることを望んでいた。誰のせいでもないが、裁判は遅れてしまっている。私はワールドカップへの準備がこの事件に関することで影響を受けたり、不安定になったり、危険にさらされることは望んでいない。幸運なことに代表チームを3年間は忘れられないひとときを過ごせた。私は自分の記録に誇りを持っており、そのような特別な時間を永遠に大切にしていく」

 また、ギグス氏はウェールズサッカー協会(FAW)やファンたちなどに感謝もしつつ、「私はいつか監督としてのキャリアを再開するつもりであり、スタンドで皆さんと一緒に代表チームを見ることを楽しみにしている」と将来的な現場復帰を目指していることも明かしている。

 なお、ギグス氏の声明を受け、FAWも「ライアン・ギグスがウェールズ男子チームの監督を務めていたことに感謝の意を表し、ウェールズのサッカー界にとって最善の決断を下した彼の決断にも感謝している。FAWとウェールズ代表の焦点は今年の後半にカタールで行われるワールドカップにある」とコメントを発表している。

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