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ポステコグルー監督、「困難だった」初年度を振り返る…来季は「CLでインパクトを与えたい」

2022.06.10

セルティックをリーグ優勝に導いたポステコグルー監督 [写真]=Getty Images

 セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、2021-22シーズンを振り返った。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 2019年に横浜F・マリノスを率いて明治安田生命J1リーグ優勝を果たしたポステコグルー監督は、昨年夏にセルティックの監督に就任。リーグ戦開幕6試合で3勝3敗とつまずいたものの、その後は32試合無敗と立て直し、2シーズンぶり52回目となるトップリーグ制覇を成し遂げた。また、昨年12月にはリーグカップも制し、就任初年度での国内2冠を達成した。

 ポステコグルー監督は、「私は多くの成功を持っていたが、今シーズンは間違いなく私にとって今までで最も困難な挑戦、最も困難なシーズンだった。今シーズンはチームの最初の土台を作るためのものだった」と、自身にとって困難なシーズンであったことを強調し、ライバルであるレンジャーズとの対戦が、シーズンのキーポイントだったと語った。

「最初の対戦(0-1で敗戦)の後、私は彼ら(レンジャーズ)と競争することを考えるのではなく、自分たち自身と競争しなければならないと感じた。それからは対戦相手がどこであっても、相手チームについて言及することは避け、自分たちの仕事をすることにしたんだ。次の対戦(3-0で勝利)では、我々が彼ら(レンジャーズ)を打ち負かす力があることを証明するうえで重要だった。勝利した後、このままの状態を維持しなければならないと感じたよ。あの試合で選手もスタッフも本当の意味での信念を得たと思っている」

 また、昨年12月のリーグカップを制覇したことで、チームに自信が芽生えたとコメント。「何かを信じ、何かを成し遂げたからトロフィーを手にできた」とし、批判的な声も少なくなかったサポーターやファンからの反応もリーグカップ制覇を機に変わっていったと語った。加えて、「1月に誰が欲しいのかはハッキリしていたよ。クラブも本当に協力的だった」と、前田大然や旗手怜央ら冬に加わった新戦力がタイトル獲得に不可欠だったと強調した。

 就任2年目となる2022-23シーズン。ポステコグルー監督はチャンピオンズリーグ(CL)の戦いも念頭に置きながら、以下のようにチームのさらなる成長を誓った。

「私の来シーズンの役割は、チームをもっと良くすることだ。CLでもインパクトを与えられるようにもっと良くならなければならない。時間はかかるだろうが、このまま成長し続けたいし、そうするつもりだよ」

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