エジルのチーム除外は監督交代でも変わらず… ［写真］＝Getty Images
フェネルバフチェの新監督となったジョルジェ・ジェズス監督は、元ドイツ代表MFメスト・エジルを変わらずトップチームから除外する考えのようだ。4日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
エジルは今年の3月、当時同チームを率いていたイスマイル・カルタル監督と途中交代などの采配を巡って口論に発展。クラブ幹部からも非難の声が挙がり、それ以降はトップチームを除外されていた。その状況は監督交代でも変わらないとされている。
同紙によると、ジェズス新監督は、「メスト・エジルは素晴らしいキャリアを持ち、彼は重要な選手だ。しかし、この問題に関してクラブが下した決定がある。私はこの決定を揺るがすつもりはない」と声明を発表した。
なお、エジルは1日にジェズス新監督へ向けられたものであろうメッセージを『Instagram』に投稿。「強調して繰り返す。フェネルバフチェ以外のクラブでキャリアを終えるつもりは無い。契約が有効な限り、自分の唯一の目標はユニフォームを着て汗をかくことだ」とつづっている。
現在33歳のエジルは、シャルケの下部組織出身。2008年冬にブレーメン移籍を果たすと、2010年の南アフリカワールドカップ後にレアル・マドリードへと移籍。2013年夏には当時のクラブ史上最高の移籍金（約65億円）でアーセナルに移籍した。2021年の冬にはアーセナルとの契約を解除し、子供の頃からのファンであったフェネルバフチェに加入した。2021－22シーズンのシュペル・リグでは22試合に出場し、8ゴール2アシストを記録している。
ピッチ上では誰もが魅了するゴールとアシストを生み出し続けてきたエジル。稀代のマジシャンが再びピッチに立つ日は訪れるのか。
By サッカーキング編集部
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