マザーウェル戦で先制点を演出した旗手 [写真]=Getty Images
スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第25節が6日に行われ、日本人4選手が所属する首位のセルティックは4位のマザーウェルと対戦した。この日、旗手怜央はボランチ、前田大然は左サイドハーフのポジションで先発出場。一方、古橋享吾と井手口陽介は引き続きケガのため欠場となった。
セルティックは28分、左サイドの高い位置で旗手がボールを受けると、左足でDFラインとGKの間を通す絶妙なクロスを送り込む。このボールに走り込んだリエル・アバダが左足で先制点を奪った。なお、旗手にとってはこれで2試合連続のアシストとなった。
さらにセルティックは続く31分にも、トム・ロギッチが左足でミドルシュートを狙うと、カーブしたボールがゴールへ吸い込まれて追加点を記録。さらに45分にも右サイドを崩すと、アバダの折り返しにロギッチが左足で合わせ、前半で3点のリードを奪った。
余裕を手にしたセルティックは、今後の過密日程を考慮しての判断か、先制ゴールを演出した旗手を後半開始からベンチへ下げる。それでも追加点を狙うセルティックは59分、味方がDFにプレッシャーをかけると、そのこぼれ球に反応した前田がGKをかわしてゴールを揺らしたものの、これは直前のプレーでファールを取られゴールは認められない。
だが迎えた71分、裏を狙った前田はスルーパスに抜け出すと、マークに入ったDFをかわしてシュート。ボールはブロックに阻まれたものの、空中へ山なりに上がったボールはそのままゴールへ吸い込まれ、前田の今季2ゴール目が決まった。
試合はこのまま終了。快勝を収めたセルティックはこれでリーグ6連勝を果たし、首位の座を守ることとなった。
【得点者】
0-1 28分 リエル・アバダ(セルティック)
0-2 31分 トム・ロギッチ(セルティック)
0-3 45分 トム・ロギッチ(セルティック)
0-4 71分 前田大然(セルティック)
By サッカーキング編集部
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