旗手は3戦連続スタメンで連勝に貢献 [写真]=Getty Images
スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第24節が29日に行われ、日本人4選手が所属するセルティックはダンディー・ユナイテッドと対戦した。
デビュー戦となったハイバーニアン戦でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)、そして前節は鮮烈なミドルシュートで初ゴールと躍動する旗手怜央は、この日インサイドハーフで先発出場。一方、古橋享吾と井手口陽介は引き続きケガのため欠場、前田大然は日本代表に合流しているためメンバーから外れた。
試合はホームのセルティックが前半から優勢に進めると、27分にはドリブルでゴール前まで突破したリエル・アバダが決定機を迎えるも、シュートはGKに防がれて先制とはならず。前半はスコアレスで折り返す。
得点の欲しいセルティックは、後半開始から攻撃的なカードを2枚切ると、68分にはアンジェ・ポステコグルー監督が再び2枚替えを敢行。旗手はこのタイミングでベンチへ下がることとなる。
すると終盤に差し掛かった81分、ニル・ビトンがこの日2枚目のカードをもらって退場となり、セルティックは1人少なくなる。暗雲が垂れ込めるなかで迎えた90+1分、セルティックは右サイドからゴール前にクロスを上げると、フリーとなったアバダが冷静なトラップからシュート。これがゴールネットを揺らし、劇的な形でついに試合のスコアを動かしてみせた。
試合はこのまま終了。劇的勝利を収めたセルティックは、今節勝ち点を落とした首位レンジャーズとの勝ち点差を「2」に縮め、2月2日にホームでの直接対決を迎える。
【スコア】
セルティック 1-0 ダンディー・ユナイテッド
【得点者】
1-0 90+1分 リエル・アバダ(セルティック)
By サッカーキング編集部
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