バルサがデミルのレンタル打ち切りを発表 [写真]=Getty Images
バルセロナは13日、ラピード・ウィーンからの期限付き移籍で加入していたオーストリア代表FWユスフ・デミルのレンタル打ち切りを発表した。
なお、デミルは復帰に際し、R・ウィーンとの契約を2023-24シーズン終了まで延長している。
現在18歳のデミルは2013年夏からR・ウィーンの下部組織に在籍し、2019年12月にトップチームデビューを飾った。2020-21シーズンは公式戦32試合の出場で9ゴール3アシストを記録し、昨年3月にはオーストリア代表でのデビューを果たした。
デミルは昨年7月、レンタル料50万ユーロ(約6550万円)、1000万ユーロ(約13億円)の買い取りオプションが付いた1年間の期限付き移籍でバルセロナに加入。当初はBチームでプレー予定だったが、開幕時にはトップチームで登録され、今季はここまで公式戦9試合に出場していた。
スペイン紙『マルカ』などによると、デミルが出場10試合を達成した場合は買い取り義務が発生する契約だった模様で、バルセロナはそれを望まずにデミルの返却を決断したようだ。また、新加入選手の登録を可能にするための人件費削減の意図もあったと見られている。