ロシアに勝利したクロアチア(写真は6月のもの)[写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループH最終節が14日に行われ、クロアチア代表とロシア代表が対戦した。
グループHでは、ロシアが勝ち点「22」で首位に立ち、クロアチアが勝ち点「20」で2位につけている。両チームは本大会出場をかけて直接対決に臨んだ。
試合は27分、クロアチアが左コーナーキックを獲得する。ショートコーナーの流れからマルセロ・ブロゾヴィッチがペナルティエリア左手前でミドルシュートを放つ。ゴール右上を狙ったシュートとなったが、GKマトヴェイ・サフォノフが防ぐ。
クロアチアは47分、ヨシプ・ユラノビッチが右サイドからゴール前にクロスを供給。マリオ・パシャリッチが頭で合わせるが、ボールはGKの正面に飛び、得点とはならない。61分にも右クロスをブルーノ・ペトコヴィッチが頭で合わせるが、GKが正面でキャッチ。
81分、クロアチアはスローインの流れから左サイドに展開。ボールを受け取ったボルナ・ソサがゴール前にクロスを供給すると、ロシアDFヒョードル・クドリャショフが押し込みネットを揺らしてしまう。オウンゴールという形でクロアチアが先制に成功した。
このまま試合は終了。クロアチアが1-0で勝利を収め、ロシアを抜いて本大会出場を決めた。敗北したロシアは欧州プレーオフに進出する。
【スコア】
クロアチア 1-0 ロシア