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アルビレックス新潟シンガポールの最終節は撃ち合いドロー…2ポイント差で優勝逃し2位フィニッシュ

『少なくとも6点取ったところから、本当の勝負が始まる』とチーム全員で認識を共有して臨むシーズン最終節、タンジョンパガー・ユナイテッド戦。アルビレックス新潟シンガポールはメンバーに攻撃的な変更を加えた。ケガの癒えた坪井を左サイドバックの常盤に代えて最前線でスタメン起用。そして左サイドバックの位置には普段はアタッカーとしてチームの攻撃を牽引する永澤竜亮が入る。

 優勝を信じアウェイ側スタンドを埋め尽くしたアルビSサポーター、そしてチームのプライドをかけて戦うタンジョンパガーのサポーターによる大声援で、スタジアムが異様な雰囲気を醸す。

 開始早々、いきなり2度のピンチを迎える。右サイドを連続して突破されると、クロスを中央で合わされるが、どちらも枠を外れる。ゴールが必要なアルビSは縦に縦にと素早くボールをつないでタンジョンパガーゴールに向かっていくが、12分GK古賀がビルドアップに参加したところで痛感のパスミス。アナキのロングシュートが無人のゴールへと決まり、先制を許してしまう。

 しかし、ここから怒涛の攻撃を見せるアルビS。20分、左サイドで得たFKから手塚がスピードのあるボールを送ると、坪井が胸で押し込んで、試合を振り出しに戻す。さらに直後のキックオフの流れから自陣でボールを奪うと、手塚が前線へロングフィード。抜け出した坪井が相手DFを振り切ったと思ったその瞬間、足をかけられPKを獲得する。キッカーを務めた坪井はゴール左隅へ力強くボールを蹴り込み、前半23分にようやく1点のリードを得る。

 さらに得点を重ねていきたいアルビS。両サイドのフィクリ、ユエンがライン際でボールを受けて中央にスペースを作りながら、攻撃を展開していく。31分にはフィクリのクロスから坪井がボールをコントロールしてシュート。さらに33分、谷口が相手のパスミスを拾ってシュート。枠を外すが、勢いを緩めることなくゴールを狙い続ける。

 43分、知久がボールを持ち上がり、手塚、ユエンとつなぐ。ユエンはボールを外に運ぶ素振りから坪井へスルーパス。意表をついた絶妙なコンビネーションから坪井はワンタッチでゴールを決めてハットトリックを達成。さらに前半アディショナルタイム2分、左サイドでフィクリがボールを持つと、タンジョンパガーGKとDFの間へアーリークロスを送り込む。そしてこのクロスを中央で合わせたのはまたしても坪井。前半だけで4得点を記録する。

 リードを3点に広げて前半を折り返したアルビSは勝負の後半に向けて近藤、常盤を投入する。前半の勢いそのままにタンジョンパガーゴールに向かっていくと、近藤、知久、坪井にシュートチャンスが訪れるなど着々とチャンスを作り出していく。この流れのままゴールを決めてリードを広げたいところだったが、63分、ファスラーがアルビS陣内中央付近からロングシュートを放つと、古賀の上を超えてゴールに吸い込まれてしまう。

 点差を縮められてしまったアルビSは70分、近藤がクロスをあげると、坪井が見事なボールコントロールからボレーシュートでゴールネットを揺らす。一度は得点が認められたように思えたが、ウォーターブレイクを経て、主審によってゴールが取り消されてしまう。

 するとその1分後だった。西川のクロスが中央のアナキに収まると、これを押し込まれて4ー3。1点差へと追い上げられてしまう。

 諦めずにゴール前にボールを送り込んでいくが、あと1本が合わずにゴールを決めることができない。すると86分、左サイドでボールを奪われると、西口のスピードに乗ったドリブルからファーサイドへと華麗な同点ゴールを決められ万事休す。

 山下を前線に置いたパワープレーも行うが、最後まで得点を取ることができず、試合は4ー4で終了。同時刻開催のセイラーズが4ー1で勝利を収めたため、2位でのシーズンフィニッシュが確定した。


2021 SPL第21節(アウェイ)

【日時】
2021年10月10日(日) 17:30キックオフ

【対戦相手】
タンジョンパガー ユナイテッドFC

【会場】
ジュロンイーストスタジアム

【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール:4
タンジョンパガー ユナイテッドFC:4

【アルビレックス新潟シンガポール得点者】
20′ 坪井 清志郎
22′ 坪井 清志郎
43′ 坪井 清志郎
45+2′ 坪井 清志郎

■2021 年最終成績
2位
13勝7分1敗(50得点 19失点)

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