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アルビレックス新潟シンガポールが第2クール初戦を快勝。いまだ無敗で首位キープ

2021.04.26

 第1クールを無敗で終えたアルビレックス新潟シンガポールが、バレスティア・カルサFCと対戦した。前回対戦時には、高さやパワーなどフィジカル面で苦しめられる展開となった相手に対し、「デュエルの部分でどれだけ闘えるかが大切」と試合に臨んだ。

 前半開始からボールを支配するのはアルビS。常盤悠、橋岡和樹が高い位置を取り、ボールを引き出していく。一方のバレスティアはゴールに向かって素早い攻撃を徹底。ボールを奪うと最前線に構えるズズにボールを集め、ゴールへと猛進していく。アルビSは何度か際どいシュートを放たれるが、古賀貴大のセーブで失点を免れる。

 時間が経つに連れ、アルビSは攻守の切り替えが早くなり、しっかりとボールへプレッシャーがかかるになっていく。ボールを失ってもすぐに取り返し、カウンターからサイドを効果的に使ってチャンスを作っていった。

 すると24分。左サイドバックの常盤がペナルティエリア付近からシュートを打つと、エンサーの右手に当たりハンドの判定でPKを手にします。キッカーは前節ハットトリックを達成した坪井清志郎。落ち着いた様子でゴールへ蹴り込みアルビSが先制する。

 その後は、テンポよくボールを動かしてチャンスをうかがうアルビS、奪って素早くゴールに迫るバレスティアとお互いの色がよく出た展開となり、前半はスコア動かず1ー0で終了する。

 前節同様、後半開始から近藤蔵波が投入されるとアルビSは一気に得点を重ねる。47分、CKのこぼれ球を近藤がヘディングでゴール前に押し戻すと、坪井がボレーシュートでゴールへ流し込みリードを2点に。

 さらに53分、バレスティアのクリアを拾った谷口遼弥がボールをキープし、近藤へパス。ワンタッチでバレスティアDFを置き去りにすると、相手をいなしてゴールへ柔らかくシュート。これが決まり、近藤はシーズン初からの連続ゴールを3試合に伸ばす。

 しかしその4分後だった。圧倒的なスピード、そしてフィジカルの強さを見せていたズズにペナルティエリアへの侵入を許し、失点してしまう。持ち前のフィジカルに加え、強引にでも突破しようと気迫あふれるプレーを前に、リードは関係ない、一瞬たりとも気を抜くことができないと再認識するシーンとなった。

 その後もズズにボールを集め攻め込んでくるバレスティアだが、アルビSも山下柊哉、国本玲央が体を張り、手塚貴大、知久航介のボランチコンビがよくボールを回収していく。

 すると87分、坪井がボールを奪って一気にカウンター。近藤から左サイドを走る谷口へきれいなロングパスが通ると、谷口もDFとGKの間を狙った絶妙なクロスを上げる。これに合わせたのは絶好調の坪井。ワンタッチでゴールへ押し込み、2試合連続のハットトリックを達成した。

 アディショナルタイムには川西翼もプロデビューを果たし、試合終了。第2クール初戦を勝利で飾り、引き続き無敗継続、首位をキープしている。


2021 SPL第8節(アウェイ)

【日時】
2021年4月25日(日) 20:30キックオフ

【対戦相手】
バレスティア カルサFC

【会場】
トアパヨスタジアム

【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール:4
バレスティア カルサFC:1

【アルビレックス新潟シンガポール得点者】
27′ 坪井 清志郎
47′ 坪井 清志郎
53′ 近藤 蔵波
87′ 坪井 清志郎
■次節の予定
2021 SPL第9節(アウェイ)
2021年5月8日(土) 20:30キックオフ
Vs タンピネス ローバーズFC
@アワ タンピネス ハブ

By サッカーキング編集部

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