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本田圭佑、ポルティモネンセ入団会見で意気込み「覚悟を持って移籍を決めました」

2021.02.07

入団会見に出席した本田圭佑 [写真]=Portimonense SAD

 プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)のポルティモネンセは6日、MF本田圭佑の加入に際した入団会見を実施した。

 ボタフォゴを退団した本田の欧州復帰が決まった。現在34歳の本田は、ポルトガルのポルティモネンセと今年の6月30日までの契約を締結。南米の舞台を経て、約1年ぶりにヨーロッパへ復帰することとなった。

 本田は会見の冒頭、加入を決めた理由について問われると、「正直、(加入を)最後まで悩んでいました。というのも、非常に難しい挑戦になるというのを分かっていたから。ブラジルのボタフォゴと状況が似ていて、悩んでいたんですけど、最終的にこの難しい挑戦を、受け入れようと、このオファーを受け入れようと覚悟を持って、このチームに移籍することを決めました」と移籍の決め手を語った。

 また、「ボタフォゴでも求められていたこと」として自身に求められる役割を口にした本田は、「建設的に、相手の嫌がることも、必要あらば、しっかり言う」と、低迷するチームを引っ張る意欲を見せた。「まずは、しっかり選手とコミュニケーションを取ることを第一に。そして、僕も選手ですから、いいプレーをしないといけない。他の選手のいいプレーも引き出してあげないといけない。第1ステップとして、選手と会話をする、これがすべての始まりだと思っています」と、若い選手が多いチーム内での自身の役割を語っている。

 現在負傷の影響で、ピッチへの復帰はまだ先と見られる本田だが、「幸い、日本でプレーしていたブラジル人も何人かいるし、日本人も2人(GK中村とDF安西が)いる。なじむまでは、比較的容易かなとは思います」と語るように、新たなチームへの適応に前向きな姿勢を示している。

 新天地のポルティモネンセは、今シーズンのプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)で第17節を終えて4勝3分10敗の勝ち点15で15位につけている。チームには日本代表のDF安西幸輝とGK中村航輔、さらに元浦和レッズのDFマウリシオ、MFエヴェルトン、FWファブリシオなどが所属している。

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