リヒトシュタイナーが現役引退を決断 [写真]=Getty Images
スイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナーが12日、現役引退を表明した。スイスサッカー協会(SFV)が同日に伝えた。
リヒトシュタイナーは、SFVの公式サイトで「サッカー選手としてのキャリアの長さは限られている。僕は36歳まで高いレベルでプレーすることができた。今は新しい道に進むときだ。本当に楽しめた素晴らしい時間だった」とコメント。さらに「EURO2020終了後に引退する予定だった。UEFAが大会を2021年に延期したのを受けて、そのときが来たことをはっきりと感じた。もう1年プレーしたいとは思わなかったんだ」と決断に至った経緯を説明した。
現在36歳のリヒトシュタイナーは母国のグラスホッパーでトップデビューを飾り、リールとラツィオを経て、2011年夏からユヴェントスでプレー。7シーズンで公式戦通算259試合15得点を記録し、セリエA7連覇など数々のタイトル獲得に貢献した。2018年夏に加入したアーセナルでは公式戦23試合の出場にとどまり、翌年に出場機会を求めてアウクスブルクに移籍。2019-20シーズンはブンデスリーガ20試合に出場してチームの残留に貢献したが、契約満了で退団していた。
また、スイス代表では2006年11月15日のブラジル戦でデビューを飾り、3度のワールドカップや2度のEUROを含む通算108試合に出場。最後に出場した試合は2019年11月15日のジョージア戦だった。2021年夏に延期となったEURO2020の出場権獲得にも貢献していたが、本大会に出場せずにスパイクを脱ぐ決断を下した。
By サッカーキング編集部
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