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まるでゲームのよう?…ザルツブルク、ソーシャルディスタンス遵守の優勝セレモニーが話題に

2020.05.30

奥川所属のザルツブルクがカップ戦優勝を果たした(写真は昨年9月) [写真]=Getty Images

 MF奥川雅也が所属するザルツブルクは、29日に行われたオーストリア・カップ決勝でオーストリア・ルステナウに5-0の大勝を収め、2年連続7度目の優勝を果たした。サポーターが優勝を祝う様子や優勝セレモニーの様子が、SNSで話題となっている。

 決勝は例年通り、『ヴェルターゼー・シュタディオン』での開催となったが、新型コロナウイルス感染拡大を懸念し、試合は無観客のなか行われた。しかし、屋外で車に乗りながら映画を楽しめる「ドライブインシアター」でも試合は中継され、多くのザルツブルクのサポーターがそこに集結。車に乗り、“ソーシャルディスタンス”を守りながら、観戦を楽しんだ。さらに集まったサポーターは試合後、車のクラクションを一斉に鳴らす、というユニークな方法で愛するクラブの優勝を祝った。

 一方で優勝セレモニーも見慣れない光景に。セレモニーのシートには一定間隔を空けた円が描かれ、選手たちはその上をジャンプしたり踊りながら優勝を祝ったが、このシュールな光景にTwitter上の反応は様々だ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のジュゼッペ・パストーレ記者は、「(『籠の中の乙女』などの)ヨルゴス・ランティモス監督の映画と水中コレオグラフィーの中間」と形容。また、とあるリーベル・プレートのサポーターは、「『ウイニングイレブン2002』のセレブレーションのようだ」とコメントを残している。

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