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リヴァプールは44試合でストップ! 欧州5大リーグで今、最も長く無敗を続けているチームは?

2020.03.02

[写真]=Getty Images

 2月29日に行われたプレミアリーグ第28節でリヴァプールはワトフォードと対戦し、0-3で敗れた。同クラブがリーグ戦で黒星を喫するのは、昨年1月のマンチェスター・C戦(1-2)以来のこと。リーグ無敗試合は「44」でストップし、2003-04シーズンにアーセナルが成し遂げたプレミアリーグ無敗優勝の夢も潰えた。

 では、リヴァプールの無敗がストップした今、最も長く負けていないチームはどこなのだろうか。欧州5大リーグの全78クラブを対象に調査してみた。以下、上位11チームをランキング形式で紹介する。

※以下、情報はすべて3月2日時点のもの

▼7位タイ 5試合無敗

アタランタ(セリエA第21節~)

[写真]=Getty Images


 新型コロナウィルスの影響で延期となった第25節のサッスオーロ戦を除き、第21節のトリノ戦から第26節のレッチェ戦まで5試合無敗(4勝1分け)。トリノ戦(7-0)とレッチェ戦(7-2)ではそれぞれ7ゴールを奪い、今季開幕25試合で奪った得点数は「70」に到達した。セリエA最強の攻撃力を売りに、暫定4位につける。

ライプツィヒ(ブンデスリーガ第20節~)

[写真]=Getty Images


 第19節のフランクフルト戦(0-2)に敗れて以降、2勝3分け。勝ちきれない試合が多いものの、第21節に行われたバイエルン戦では敵地でスコアレスドローに持ち込むなど、勝ち点を着実に積み上げている。ここ15試合で敗れたのも、上記のフランクフルト戦だけ。首位バイエルンと勝ち点3差の2位につけており、逆転優勝に望みをつないでいる。

ボルシアMG(ブンデスリーガ第19節~)

[写真]=Getty Images


 第7節から第14節までブンデスリーガの首位に立つなど、躍進を遂げたボルシアMG。現在は4位に順位を落としたものの、第19節以降は3勝2分けと負けなし(第21節ケルン戦は悪天候により延期)。無敗試合を今季最長の「5」に伸ばしている。

ヴォルフスブルク(ブンデスリーガ第20節~)

[写真]=Getty Images


 オリヴァー・グラスナー氏を新監督に迎え、開幕9試合無敗(4勝5分け)と好スタートを切ったヴォルフスブルク。第10節以降の10試合で7敗を喫するなど、急激に調子を落としたが、第20節以降の5試合は3勝2分けと再浮上の兆しを見せている。

モナコ(リーグ・アン第23節~)

[写真]=Getty Images


 昨年12月に監督交代を実施し、スペイン代表監督を退任したロベルト・モレノ氏を新指揮官に任命。初陣からの4試合は1分け3敗と勝利が遠かったが、第23節のアンジェ戦(1-0)で新体制初勝利をマークすると、以後5試合は3勝2分けと無敗をキープする。

▼6位 6試合無敗

バーンリー(プレミアリーグ第23節~)

[写真]=Getty Images


 今季プレミア開幕11試合で、わずか3勝(3分け5敗)。スタートダッシュに失敗したが、第23節からは6試合負けなし(4勝2分け)と、後半戦になって調子を上げている。第23節のレスター戦(2-1)、第24節のマンチェスター・U戦(2-0)では、格上相手に2連勝を達成。5位マンチェスター・Uと4ポイント差の9位につけている。

▼5位 7試合無敗

アーセナル(プレミアリーグ第21節~)

[写真]=Getty Images


 リヴァプールが敗れた今、プレミアリーグで最も長く負けていないのがアーセナルだ。元日に行われた第21節マンチェスター・U戦(2-0)を皮切りに、7試合負けなし(3勝4分け)。2020年に入ってプレミアリーグで黒星がないのは、アーセナルだけだ。

▼4位 9試合無敗

ヴェローナ(セリエA第16節~)

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 今季セリエAに昇格したヴェローナが、快進撃を続けている。第16節のトリノ戦を皮切りに、9試合無敗(4勝5分け)。その間、ラツィオ(0-0)とミラン(1-1)にはドロー、ユヴェントス(2-1)からは大金星を挙げた。暫定ながら8位につけ、1987-88シーズン以来、33年ぶりの欧州カップ戦出場を射程に捉えている。

▼3位 10試合無敗

バイエルン(ブンデスリーガ第15節~)

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 第13節のレヴァークーゼン戦(1-2)、第14節のボルシアMG戦(1-2)と2連敗を喫したが、その後は負け知らず。第21節のライプツィヒ戦(0-0)はホームで勝利を逃したものの、10試合で9勝1分けと本来の強さが戻ってきた。カップ戦を含めても、ボルシアMG戦以降は13試合で12勝1分け。92%という高い勝率を記録している。

▼2位 15試合無敗

パリ・サンジェルマン(リーグ・アン第13節~)

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 第12節のディジョン戦(1-2)に敗れたあとは、15試合無敗(13勝2分け)。2位マルセイユに13ポイント差をつけて首位を独走している。直近4試合はいずれも4ゴールを奪って勝利しており、第27節終了時点の総得点は「75」。アタランタ(70)やバイエルン(71)を上回って、欧州5大リーグトップの成績になる。

▼1位 21試合無敗

ラツィオ(セリエA第6節~)

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 リヴァプールが敗れた今、欧州5大リーグで最も長く負けていないチームはラツィオになった。昨年9月に行われた第5節でインテルに敗れて以降、17勝4分け。21試合連続無敗で、クラブレコードを更新中だ。2月29日の第26節ボローニャ戦(2-0)に勝利したことで、ついに暫定首位に浮上。1999-2000シーズン以来、20年ぶりのスクデット獲得も夢ではなくなっている。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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