スコットランドのクラブとして初めてLGBTのレインボーをシャツに取り入れたパーティック・シッスル [写真]=Getty Images
スコティッシュ・チャンピオンシップ(スコットランド2部)のパーティック・シッスルが2019-20シーズンに着用するアウェイ・ユニフォームが話題を呼んでいる。18日、イギリスメディア『BBC』が報じた。
ユニフォームは白を基調にデザインされ、襟元と袖口にはクラブカラーの赤色と黄色が、肩と脇腹部分にはLGBT運動の象徴である6色のレインボーがそれぞれ配置されている。
Here’s a closer look at the new away kit, inspired by the LGBT+ movement. 🏳️🌈 pic.twitter.com/ocgKwrVhwA
— Partick Thistle FC (@PartickThistle) June 18, 2019
クラブCEOのジェリー・ブリトン氏は、デザインを採用した経緯について、「包括性についてはっきりと表現したかったことから、ユニフォームの特長にレインボーを取り入れる着想を得たのです」と説明した。
また、同氏はその目的も明かし、「『パーティック・シッスルは誰にでも開かれたクラブで、いかなる形での差別も認めない』ということを、ユニフォームが示してくれることを心から願っています。フットボールはあらゆる分裂を大小問わずに助けられる素晴らしい世界共通語になるのです。私たちが愛するこのスポーツを通して、私たちのサポーター全員が歓迎されるようにできるのであれば、たとえそれがユニフォームの帯の色と言った単純なものを通してであっても、クラブとしては簡単な決断なのです」と語っている。
By サッカーキング編集部
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