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“春の移籍市場”閉幕まであと3週間…移籍金ゼロで獲得できる外国籍選手10名を紹介

“移籍金ゼロ”で獲得できる無所属の外国籍選手たち [写真]=Getty Images

 10日に明治安田生命J3リーグが開幕し、これで全カテゴリーの新シーズンがスタートしたJリーグ。長いオフを経て、新たな1年が始まったばかりだが、一方で“終わり”が近づいているものもある。

 それは、選手登録期間。国際サッカー連盟(FIFA)は選手登録ができる期間を年2回と設定しており、日本サッカー協会もその規則に従って登録期間を設け、「ウインドー」とも呼んでいる。一部の例外を除けば、この期間に登録された選手以外は試合で起用することができない。

 現在は「第1登録期間(ウインドー)」にあたり、その最終期限は3月29日(金)。“春の移籍市場”閉幕まで3週間を切っており、補強のタイムリミットが近づいている状況だ。

 そこで今回は、“移籍金ゼロ”で獲得できる無所属の外国籍選手を10名リストアップしてみた。日本のサッカーへの適応という点では未知数だが、いずれも経験と実績を伴った実力者であり、チーム力アップに貢献してくれるはずだ。何より移籍金がかからないのは大きな魅力だろう。

 外国籍選手枠が撤廃されたことで、すでに多くの“助っ人”が来日を果たしている今季のJリーグ。さらなるビッグネームの到来に期待したいところだ。

写真=Getty Images

■ジオバニ・ドス・サントス

ジオバニ・ドス・サントス

(写真は昨年7月のもの)

生年月日:1989年5月11日(29歳)
国籍:メキシコ
ポジション:MF
過去の主な所属クラブ:バルセロナ、トッテナム、ロサンゼルス・ギャラクシー

“ロナウジーニョの後継者”としてバルセロナでプロデビューを果たしたが、2008年のトッテナム移籍以降は伸び悩み、2015年にMLSへと新天地を求めた。ロサンゼルス・ギャラクシーでは10番を与えられ、弟のジョナタン・ドス・サントスとの共演も実現。ようやく安住の地を見つけたかに思われたが、3名が上限となっている特別指定選手枠(*年棒制限を受けない選手のこと)から漏れたため、今年3月1日付けでの退団が決定した。母国メキシコへの復帰話も浮上しているが、“元バルサ戦士”であるだけにJリーグ入りもあるかもしれない。

■ニコラス・ガイタン

ニコラス・ガイタン

(写真は昨年3月のもの)

生年月日:1988年2月23日(31歳)
国籍:アルゼンチン
ポジション:MF
主な所属クラブ:ボカ・ジュニオルス、ベンフィカ、アトレティコ・マドリード

アルゼンチン代表歴を持つ左利きのアタッカーとして、2010年から欧州でプレー。2016年にはディエゴ・シメオネ監督たっての希望でアトレティコ・マドリードへの移籍が決まった。しかし、同クラブでは輝きを放てず、昨年2月に中国の大連一方へ電撃移籍。2018年シーズンはリーグ戦28試合に出場して2ゴール9アシストを記録した。さらなる活躍が期待されたが、今冬のマレク・ハムシク加入を受けて、2月末で契約解除が決定。現時点でMLSのシカゴ・ファイアーやトルコのフェネルバフチェ入りが噂されているが、日本行きの可能性もゼロではないはずだ。

■ヨアン・キャバイエ

ヨアン・キャバイエ

(写真は昨年2月のもの)

生年月日:1986年1月14日(33歳)
国籍:フランス
ポジション:MF
主な所属クラブ:ニューカッスル、パリ・サンジェルマン、クリスタル・パレス

フランス代表の一員として、ユーロ2012や2014 FIFAワールドカップ ブラジルでもプレーしたキャバイエ。リールの下部組織で育ったあと、ニューカッスル、パリ・サンジェルマン、クリスタル・パレスを経て、2018年夏にUAEのアル・ナスルと契約を交わした。しかし、今年1月にわずか半年での退団が決定。これまでに古巣ニューカッスルへ復帰する可能性や母国凱旋の噂が浮上しているが、合意には至っていない。まだ“現役バリバリ”のプレーヤーであるだけに、Jリーグで見てみたい選手の1人だ。

■ヨアン・グルキュフ

ヨアン・グルキュフ

(写真は2016年12月のもの)

生年月日:1986年7月11日(32歳)
国籍:フランス
ポジション:MF
主な所属クラブ:ミラン、ボルドー、リヨン

かつて「ジネディーヌ・ジダンの後継者」と評価されたこともある天才MF。しかし、2015年から在籍していたリヨンで度重なるケガに見舞われると、パフォーマンスも急降下。今季はディジョンと契約を交わしたが、昨年10月にヒザを痛めてからは出場機会がなく、今年1月に退団が決まった。内向的な性格で海外生活には不向きかもしれないが、「フランス一のイケメン選手」とも言われた美貌の持ち主であり、仮に日本行きが決まれば人気に火がつきそうだ。

■イブラヒム・アフェライ

イブラヒム・アフェライ

(写真は2017年12月のもの)

生年月日:1986年4月2日(32歳)
国籍:オランダ
ポジション:MF
主な所属クラブ:PSV、バルセロナ、ストーク

オランダの名門PSVで育ち、最も将来を約束されたタレントとして2011年にバルセロナに移籍した。しかし、ヒザに重症を負うなど不運にも襲われ、2度のレンタル移籍を経て2015年に退団。“新天地”ストークでも目立った活躍は見せられず、今年1月に契約解除が発表された。現在は古巣PSVで個人トレーニングを行っているが、契約に関する話は行われていないとのこと。近年はほとんど試合に出ていないため、戦力としては未知数だが、攻撃的なポジションならどこでもこなせるユーティリティ性はどのクラブにとっても魅力に映るはずだ。

■ジュゼッペ・ロッシ

ジュゼッペ・ロッシ

(写真は今年2月のもの)

生年月日:1987年2月1日(32歳)
国籍:イタリア
ポジション:FW
主な所属クラブ:マンチェスター・U、ビジャレアル、フィオレンティーナ

アメリカ生まれのイタリア人。17歳でマンチェスター・U入りを果たし、北京オリンピックでは得点王に輝いた。しかし、彼もまた度重なるケガによってキャリアを狂わされ、「ガラスの天才」という枕詞がついてまわった。昨季終了後にジェノアを退団したあとは所属先がない状況だが、今年に入って古巣マンチェスター・Uの練習に参加。コンディションを整えて、先月末からはMLSのロサンゼルスFCでトライアルを受けているという。もし契約に至らなければ、日本行きも選択肢の一つに挙がるかもしれない。

■ヨアン・ジュルー

ヨアン・ジュルー

(写真は昨年9月のもの)

生年月日:1987年1月18日(32歳)
国籍:スイス/コートジボワール
ポジション:DF
主な所属クラブ:アーセナル、ハノーファー、ハンブルガーSV

アーセナルの下部組織出身で、スイス代表では2006年、2010年、2018年と3度のW杯に出場したセンターバック。ドイツ、トルコでのプレーを経て、今季からイタリアのSPALに入団を果たしたが、出場機会に恵まれず、今年1月に双方合意のうえで契約を解除した。30代を過ぎて衰えも見られるが、190センチを超える長身を生かした守備は今も高いレベルをキープ。その高さはどのクラブでも脅威となるはずだ。

■オバフェミ・マルティンス

オバフェミ・マルティンス

(写真は昨年3月のもの)

生年月日:1984年10月28日(34歳)
国籍:ナイジェリア
ポジション:FW
主な所属クラブ:インテル、ニューカッスル、レバンテ

イタリアでプロデビューを果たし、インテルやニューカッスルなどの名門クラブでプレー。超人的なスピードと圧巻のフィジカルで多くのゴールを挙げてきたナイジェリアを代表するストライカーだ。2016年からは上海申花に所属し、AFCチャンピオンズリーグにも出場。鹿島アントラーズとの試合でピッチに立っており、日本のファンにとっても馴染みのある選手だろう。上海申花は昨年末で退団し、現在はフリー。ピークは過ぎたものの、カウンター攻撃を主戦術とするチームとの相性は抜群で、日本でもその快足を見てみたい。

■アーロン・ニゲス

アーロン・ニゲス

(写真は2017年6月のもの)

生年月日:1989年4月26日(29歳)
国籍:スペイン
ポジション:FW
主な所属クラブ:バレンシア、ブラガ、テネリフェ

アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表MFサウール・ニゲスの兄。中盤センターを本職とする弟とは異なり、アーロンはスピードとテクニックが持ち味のサイドアタッカーだ。かつてはスペインのユース代表でも活躍し、テネリフェ在籍時には日本代表MF柴崎岳のチームメイトでもあった。昨年11月にマレーシア王者のジョホール・ダルル・タクジムと契約。アジアでのキャリアをスタートさせたが、リーグ開幕直後の今年2月に退団が決定し、現在はフリーとなっている。

■ルイス・ファビアーノ

ルイス・ファビアーノ

(写真は2017年5月のもの)

生年月日:1980年11月8日(38歳)
国籍:ブラジル
ポジション:FW
主な所属クラブ:サンパウロ、セビージャ

セビージャで得点を量産し、2010年のW杯ではセレソンの9番を背負った点取り屋。昨年2月に母国のヴァスコ・ダ・ガマを退団して以降、フリーの身だが、38歳になった今もプレー再開への意欲を持っている。2016年には中国2部リーグに所属していた天津権健でリーグ戦29試合23得点を挙げて、得点王と年間MVPをダブル受賞。アジアでの実績も申し分なく、コンディションさえ整えればまだまだゴールを量産してくれるはずだ。

(記事/Footmedia)

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