広州恒大もアルナウトヴィッチ獲得に乗り出す [写真]=West Ham United via Getty Images
上海上港に続き、広州恒大もウェストハムのオーストリア代表FWマルコ・アルナウトヴィッチ獲得レースに参戦したようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が18日付で報じている。
同メディアによると、広州恒大がアルナウトヴィッチ獲得に向けて選手サイドと交渉を始めた模様だ。アルナウトヴィッチ自身は中国移籍を希望していることがかねてから報じられており、クラブ間交渉の行方が1つの焦点となる。同選手を巡っては、上海上港が移籍金3500万ポンド(約49億2400万円)を提示して獲得に乗り出したものの、ウェストハムが公式声明で売却を否定していた。
ただ、同メディア曰くウェストハムは「態度を軟化させている」。マヌエル・ペジェグリーニ監督も「監督としてベストなのは選手にもクラブにも最適な解決策を講じることだと思う。もし両者にとって良い取引であれば、我々はマルコ抜きで戦う準備をするよ」と語っており、移籍成立の可能性は徐々に高まっている。
なお、アルナウトヴィッチは19日に行われるプレミアリーグ第23節・ボーンマス戦の遠征メンバーから外れたことが複数メディアの報道によって明らかになっている。「プレーできる精神状態にない」ことが理由のようで、今後移籍に向けた動きは加速していきそうだ。