今年5月に引退試合を開催したピルロ氏 [写真]＝Getty Images
オーストラリアのヴィクトリア州リーグに所属するアヴォンダルFCが、元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ氏に1試合限定の現役復帰を打診したようだ。大手メディア『ESPN』が12日に報じている。
報道によると、アヴォンダルFCは今月19日に行われるFFAカップ準々決勝のシドニーFC戦限定で、ピルロ氏に現役復帰を打診したという。国内屈指の強豪と対戦することとなったセミプロクラブのアヴォンダルFCが、世界的なMFだったピルロ氏の力を借りようとした模様だ。
同メディアによれば、アヴォンダルFCはピルロ氏サイドに現役復帰を打診。しかし本人は“引退撤回”に興味を示していないという。交渉は決裂することとなりそうだ。
イタリア代表としては通算116試合に出場し、13得点を記録したピルロ氏は現在39歳。1995年に地元ブレシアでプロデビューを飾り、インテル、レッジーナなどでプレーし、2001年にミランへ移籍した。同クラブでは2002－03シーズンにチャンピオンズリーグを制覇。翌2003－04シーズンにはセリエA優勝も経験した。
2011年夏にユヴェントスへ移籍すると、1年目からセリエA優勝に大きく貢献。4連覇を達成したチームの中心選手として君臨し続けた。2015年夏にニューヨーク・シティーFCへ移籍。昨シーズン限りで現役を引退した。
By サッカーキング編集部
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