ウェールズ代表のギグス監督、17歳アンパドゥを絶賛「とても成熟している」

　ウェールズ代表のライアン・ギグス監督が、チェルシーに所属する17歳の同代表DFイーサン・アンパドゥを絶賛した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　UEFAネーションズリーグのリーグB・グループ4の第1節が6日に行われ、ウェールズとアイルランドが対戦した。アンパドゥは同試合にボランチで先発出場し、67分までプレー。3得点目のアーロン・ラムジーのゴールをアシストするなど4－1の勝利に貢献した。

　試合後インタビューに応じたギグス監督は、アンパドゥのパフォーマンスについて聞かれると、「イーサンは才能のある選手だ。まだまだ年齢は若いが、バランスの取れている選手でとても成熟している。彼は素晴らしい選手になる」と絶賛した。

　また、試合内容については「パフォーマンスやゴールについては満足している。でもいつももっと改善できると考えているよ」と語り、次のように続けた。

「チームは素晴らしかった。見事なゴールもあったし、とても良いサッカーを披露した。これ以上嬉しいことはないね。シーズンの始まりは、定期的にプレーしている選手や試合勘のある選手を中心に起用する。もちろん、経験のある選手たちに若い選手を加えていくバランスも大事だ」

「選手たちやスタッフには大きな感謝を言わなければいけない。数人の選手たちは日曜日（9月1日）にプレーをしていて、厳しい状態だったと思う。だから、リカバリーを中心に行った後に、できる限りのトレーニングを行ってきた。彼らは自分たちの能力を証明することができたが、これからはこれを基準として継続していくことが重要だ」

　ウェールズ代表は9日、UEFAネーションズリーグのリーグB・グループ4の第2節でデンマーク代表と対戦する。