2018.09.06

世界的な知名度は低くても…欧州5大リーグで活躍するFIFAランク100位以下の代表選手たち

国際的な知名度は低くとも母国で名を馳せる選手たちがいる [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 9月のインターナショナルマッチウィークでは、世界各国で代表戦が開催される。その中には、欧州5大リーグのクラブに籍を置きながら、FIFAランク100位以下の国の代表選手としてプレーする者もいる。国際的な知名度はそれほど高くないかもしれないが、母国では間違いなくスーパースターの彼らを一挙に紹介しよう。

*FIFAランキングは8月16日発表の最新順位
写真=ゲッティイメージズ

マダガスカル(FIFAランク107位)

ロマン・メタニール(左)、トーマス・フォンテイン(右)

■ロマン・メタニール(DF/スタッド・ランス)
生年月日:1990年3月28日(28歳)
経歴:メッツ(フランス)→コルトレイク(ベルギー)→スタッド・ランス(フランス)

今シーズン、リーグ・アンに復帰したスタッド・ランスで右サイドバックのレギュラーとしてプレーするメタニール。フランスのメッツで生まれたが、マダガスカルにルーツを持つため、今年8月にマダガスカル代表に初招集された。

■トーマス・フォンテイン(DF/スタッド・ランス)
生年月日:1991年5月8日(27歳)
経歴:リヨン(フランス)→トゥール(フランス)→オセール(フランス)→クレルモン(フランス)→スタッド・ランス(フランス)

フランス代表の一員として、2011年に開催されたU-20ワールドカップに参加した経験を持つが、生まれ故郷は、マダガスカル島東方のインド洋上に位置し、フランスの海外県にあたるレユニオン島。昨年6月にマダガスカル代表デビューを果たした。

ケニア(FIFAランク112位)

ヴィクター・ワニアマ

■ヴィクター・ワニアマ(MF/トッテナム)
生年月日:1991年6月25日(27歳)
経歴:ベールスホット(ベルギー)→セルティック(スコットランド)→サウサンプトン(イングランド)→トッテナム(イングランド)

サウサンプトン時代には、日本代表DF吉田麻也のチームメイトでもあったワニアマ。当時15歳だった2007年に代表デビューを果たし、現在はキャプテンを務めている。

モザンビーク(FIFAランク114位)

メシェル

■メシェル(DF/レンヌ)
生年月日:1987年9月8日(30歳)
経歴:デポルティーボ・マプト(モザンビーク)→スポルティング(ポルトガル)→オリャネンセ(ポルトガル)→ナシオナル(ポルトガル)→レンヌ(フランス)

メシェルこと、エドソン・アンドレ・シトエはモザンビークの首都マプトの出身。旧宗主国であるポルトガルの複数クラブを渡り歩いた後、2014年からレンヌに在籍している。代表デビューは2007年。以来、10年以上にわたってチームの中心的選手として活躍している。

ギニアビサウ(FIFAランク121位)

ペレ

■ペレ(MF/モナコ)
生年月日:1991年09月29日(26歳)
経歴:ベレネンセス(ポルトガル)→ジェノア(イタリア)→ミラン(イタリア)→アルセナル・キエフ(ウクライナ)→オリャネンセ(ポルトガル)→ベレネンセス(ポルトガル)→ベンフィカ(ポルトガル)→パソス・デ・フェレイラ(ポルトガル)→フェイレンセ(ポルトガル)→リオ・アヴェ(ポルトガル)→モナコ(フランス)

ポルトガルに生まれ、同国代表選手としてU-20ワールドカップにも出場したことがあるペレ。しかし、両親がギニアビサウ出身ということもあり、2017年6月に同国の代表選手としてデビューを果たした。

トーゴ(FIFAランク124位)

左から、ジェネ・ダコナム、マチュー・ドセヴィ、フロイド・アイテ、イーラス・ベブ

■ジェネ・ダコナム(DF/ヘタフェ)
生年月日:1991年12月31日(26歳)
経歴:コトンスポール・ガルア(カメルーン)→アルコルコン(スペイン)→シント・トロイデン(ベルギー)→ヘタフェ(スペイン)

日本代表MF柴崎岳の同僚として知られるジェネは、昨夏にシント・トロイデンから1部昇格を果たしたヘタフェに加入。リーグ戦36試合に出場し、早くもDFラインの中心選手となった。代表でも守備の要となっている。

■マチュー・ドセヴィ(MF/トゥールーズ)
生年月日:1988年2月12日(30歳)
経歴:ル・マン(フランス)→ヴァランシエンヌ(フランス)→オリンピアコス(ギリシャ)→スタンダール・リエージュ(ベルギー)→メッツ(フランス)→トゥールーズ(フランス)

各年代別代表では出身地のフランスを選択したが、A代表はルーツであるトーゴに変更。共演することはなかったが、9歳年上の兄トーマスもトーゴ代表歴を持つ。

■フロイド・アイテ(FW/フルアム)
生年月日:1988年12月15日(29歳)
経歴:ボルドー(フランス)→アンジェ(フランス)→ナンシー(フランス)→スタッド・ランス(フランス)→バスティア(フランス)→フルアム(イングランド)

フランスのボルドー出身だが、4歳年上の兄ジョナサンと同じくトーゴ代表を選択。主力の一人として活躍している。なお、兄は今年6月までトルコのサムスンスポルに在籍していたが、現在はフリー。

■イーラス・ベブ(FW/ハノーファー)
生年月日:1994年4月23日(24歳)
経歴:フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ)→ハノーファー(ドイツ)

トーゴの都市ソコデの出身ながら、10代からドイツでプレー。フォルトゥナ・デュッセルドルフでプロデビューを果たし、昨夏、ハノーファーに加入した。代表デビューは2016年のことで、トーゴの次世代を担う選手として期待される。

コソボ(FIFAランク141位)

ミロト・ラシカ

■ミロト・ラシカ(MF/ブレーメン)
生年月日:1996年6月28日(22歳)
経歴:ヴシュトリア(コソボ)→フィテッセ(オランダ)→ブレーメン(ドイツ)

政治的理由でコソボのFIFA加盟が認められていなかったため、現コソボのヴシュトリで生まれたにも関わらず、年代別代表ではアルバニアを選択。2016年には同国のA代表選手としてデビューを果たした。しかし同年8月に、コソボのFIFA加盟が正式決定。ロシア・ワールドカップ欧州予選のフィンランド戦で、晴れて母国の代表選手としてデビューを果たした。

赤道ギニア(FIFAランク143位)

カルロス・アカポ

■カルロス・アカポ(DF/ウエスカ)
生年月日:1993年3月12日(25歳)
経歴:ウラカン(スペイン)→ヌマンシア(スペイン)→バレンシア(スペイン)→ウエスカ(スペイン)

赤道ギニア出身の父とスペイン人の母のもと、スペイン南東部の街エルチェで生まれた。生活の拠点はスペインに置いたままだが、招集レターが届けば父の祖国に駆け付ける。

ガンビア(FIFAランク172位)

オマー・コリー

■オマー・コリー(DF/サンプドリア)
生年月日:1992年10月24日(25歳)
経歴:ワリダン(ガンビア)→レアル・デ・バジュール(ガンビア)→クオピオン・パロセウラ(フィンランド)→ユールゴーデン(スウェーデン)→ヘンク(ベルギー)→サンプドリア(イタリア)

10代から年代別代表に名を連ねるガンビア期待のセンターバック。フィンランド、スウェーデン、ベルギーを経由して、今夏ついにサンプドリアへ移籍。欧州5大リーグへの挑戦権を勝ち取った。

モルドバ(FIFAランク175位)

アルトゥール・イオニタ(左)、ビタリエ・ダマスカン(右)

■アルトゥール・イオニタ(MF/カリアリ)
生年月日:1990年8月17日(28歳)
経歴:ジンブル・キシナウ(モルドバ)→イスクラ・スタリ(モルドバ)→アーラウ(スイス)→ヴェローナ(イタリア)→カリアリ(イタリア)

2010 FIFAワールドカップ 南アフリカの欧州予選でA代表デビューを果たして以降、モルドバの中心選手として長く活躍。過去にはユヴェントスやナポリへの移籍の噂が浮上したこともある。

■ビタリエ・ダマスカン(FW/トリノ)
生年月日:1999年1月24日(19歳)
経歴:ジンブル・キシナウ(モルドバ)→シェリフ・ティラスポリ(モルドバ)→トリノ(イタリア)

「モルドバの至宝」と評される若手ストライカー。今年1月に行われた韓国との親善試合でA代表デビューを果たすと、これまでに4試合に出場している。まだゴールはないが、近い将来のブレイクが期待される。

(記事/Footmedia)

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