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イブラヒモヴィッチ参戦で注目のMLS…これまでプレーしたスター選手10名を紹介

2018.03.30

MLSでプレーしらスター選手たち [写真]=Getty Images

 元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、ついにアメリカ・MLS(メジャーリーグサッカー)に参戦する。

 今月22日にマンチェスター・Uとの契約を解除したイブラヒモヴィッチは、同24日にロサンゼルス・ギャラクシーへ加入することが決定。31日に行われるロサンゼルスFCとのダービーマッチで早くもデビューする可能性もあるようで、注目が集まっている。

 同選手の加入で盛り上がりを見せるMLSでは、これまでも多くのスターがプレーしてきた。今回はその中から10名を紹介する(現役選手も含む)。

■デイヴィッド・ベッカム/ロサンゼルス・ギャラクシー

ベッカム

スター選手がMLSへ挑戦する道を切り開いたベッカム [写真]=Getty Images

 MLSでは選手にサラリーキャップ(年俸総額の上限)が設けられているが、2007年より、各クラブが2名まで制限以上の金額で選手と契約することのできる特別指定選手制度を導入。当時32歳だった“貴公子”ベッカムは特別指定選手第1号としてロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍した。「ベッカム・ルール」とも呼ばれるこの制度の導入により、後に多くのスター選手がMLSへ挑戦することになる。ベッカムはロサンゼルス・ギャラクシーで5年間プレーし、公式戦124試合出場20ゴールを記録。その後、ミランを経て2013年にパリ・サンジェルマンで現役を引退した。

■ティエリ・アンリ/ニューヨーク・レッドブルズ

アンリ

アメリカでもその得点力を発揮した [写真]=Corbis via Getty Images

 アーセナルで一時代を築いたアンリは、バルセロナでの3年間を経て、33歳だった2010年にニューヨーク・レッドブルズへ加入。5年間の在籍で135試合に出場し、52ゴールを記録した。MLSのシーズンオフを利用して古巣アーセナルへの復帰を果たしたことは大きな話題となった。

ダビド・ビジャ/ニューヨーク・シティFC

ビジャ

現在もニューヨーク・シティFCで活躍を続けるビジャ [写真]=Corbis via Getty Images

 バレンシアでスペインを代表するストライカーとなったビジャは、バルセロナへのステップアップを経て、33歳だった2015年にニューヨーク・シティFCへ加入。初年度からゴールを量産すると、2016シーズンには23ゴールを記録してリーグMVPを獲得した。その後も好調を維持し、2017年9月には約3年ぶりとなる代表復帰を果たした。現在もニューヨーク・シティFCでプレーを続けており、今シーズンは第4節終了時点で2試合出場1ゴールを記録している。

カカ/オーランド・シティ

カカ

ミランで世界最高の選手となったカカは、キャリアの最後にMLSでのプレーを選んだ [写真]=Getty Images

 ミランでバロンドールを獲得したカカは、レアル・マドリード移籍、ミランへの復帰を経て、32歳だった2015年からオーランド・シティでプレーした。キャプテンを務め、3シーズンで78試合出場25ゴールを記録。その活躍が評価され、MLSでプレーしている期間もブラジル代表に招集されていた。2017シーズン限りでオーランド・シティを退団し、同年12月に現役引退を発表した。

スティーヴン・ジェラード/ロサンゼルス・ギャラクシー

ジェラード

リヴァプールのレジェンドはLAギャラクシーで2シーズン過ごした [写真]=Getty Images

 リヴァプールで誰よりも愛されていたジェラードは、2014-15シーズンをもって17年間過ごしたクラブを離れることを決断。35歳の彼が新天地に選んだのはMLSのロサンゼルス・ギャラクシーだった。同クラブでは通算39試合に出場し、5ゴールを記録。2016シーズン終了後の11月に現役引退を発表した。

フランク・ランパード/ニューヨーク・シティFC

ランパード

MLSの舞台でもその得点力は健在だった [写真]=Getty Images

 チェルシーでクラブ史上最多となる通算211得点を記録したランパードは、マンチェスター・Cを経て2015年にニューヨーク・シティFCへ移籍。MFながら高い得点力を誇るランパードは、同クラブでも31試合の出場で15ゴールを記録した。

アンドレア・ピルロ/ニューヨーク・シティFC

ピルロ

正確無比なキックでアメリカの観客を魅了したピルロ [写真]=Corbis via Getty Images


 ミランで世界最高峰のレジスタとしての地位を確立したピルロは、ユヴェントスへの驚きの移籍を経て、36歳だった2015年にニューヨーク・シティFCへ加入。ビジャ、ランパードとの共演は大きな注目を集めた。そのニューヨーク・シティFCでは通算62試合に出場し、1ゴールを記録。2017年11月に現役引退を表明した。

ディディエ・ドログバ/モントリオール・インパクト

ドログバ

MLSの舞台でも得点を量産したドログバ [写真]=Corbis via Getty Images

 2011-12シーズンにチェルシーにチャンピオンズリーグ優勝をもたらしたドログバは、中国やトルコを経てチェルシーへ復帰した後、2015年にモントリオール・インパクトへ加入。1シーズンで公式戦41試合出場23ゴールを記録した。40歳となった現在はアメリカ3部にあたるUSLプロフェッショナルリーグのフェニックス・ライジングFCで選手兼共同オーナーとして活躍しているが、今シーズン限りで現役を退く考えを明かしている。

セバスティアン・ジョヴィンコ/トロントFC

ジョヴィンコ

ユヴェントスでは不遇の時を過ごしたが、アメリカでその才能をいかんなく発揮している [写真]=Icon Sportswire via Getty Images

 “イタリアの至宝”と呼ばれたジョヴィンコは、ユヴェントスで定位置をつかむことができず、28歳だった2015年2月にトロントFCへ加入。MLS挑戦初年度にレギュラーシーズンで22ゴール16アシストと大暴れし、イタリア人初のMVPだけではなく、ベストイレブン、得点王、最優秀ニューカマー賞にも選出され、個人4冠を達成した。現在もトロントFCでプレーを続けており、これまで公式戦通算110試合に出場し、67ゴールを記録している。

バスティアン・シュヴァインシュタイガー/シカゴ・ファイヤー

シュヴァインシュタイガー

今シーズンもシカゴ・ファイヤーでプレーしているシュヴァインシュタイガー [写真]=Icon Sportswire via Getty Images

 バイエルンで公式戦500試合に出場し、3冠達成やドイツ最優秀選手賞なども受賞したシュヴァインシュタイガーは、マンチェスター・Uでのプレーを経て、2017年にシカゴ・ファイヤーへ加入。初年度に公式戦26試合出場3ゴールを記録し、今年1月にはクラブとの契約を1年間延長した。

※データは『transfermarkt』参照

By サッカーキング編集部

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