ウルグアイが「中国カップ」を制した [写真]=Getty Images
国際親善大会「中国カップ2018」の決勝が26日に行われ、ウェールズ代表とウルグアイ代表が対戦した。
ライアン・ギグス監督の初陣となった22日の準決勝で中国代表に6-0と圧勝したウェールズは、ギャレス・ベイルやジョー・アレンらが先発出場。対するウルグアイはチェコ代表を2-0で破って決勝進出を果たした。先発メンバーにはルイス・スアレスやエディンソン・カバーニらが名を連ねている。
ウルグアイは開始2分、右サイド深くからのクロスに反応したスアレスが右足ダイレクトで狙ったが、グラウンダーのシュートは左ポストを直撃。先制点とはならなかった。以後もウルグアイが攻勢をかけてウェールズを押し込んだものの、均衡を破るには至らず。31分には相手GKへのバックパスをカットしたスアレスが無人のゴールへ右足シュートを放ったものの、今度は右ポストに阻まれた。前半はスコアレスで終了した。
スコアが動いたのは後半開始早々だった。49分、スルーパスで最終ラインの背後を取ると、左サイド深くからの折り返しに合わせたカバーニが左足で押し込み、ゴールネットを揺らした。攻勢をかけていたウルグアイが先制に成功し、リードを奪った。
ウルグアイはなおも攻勢をかけ、58分にはカバーニのスルーパスに抜け出したスアレスが右足シュート。ゴールネットを揺らしたものの、オフサイドの判定で得点は認められなかった。
結局、追加点は生まれなかったものの、ウルグアイが1-0で勝利。準決勝に続く完封勝利で、「中国カップ2018」を制した。
【スコア】
ウェールズ代表 0-1 ウルグアイ代表
【得点者】
0-1 49分 エディンソン・カバーニ(ウルグアイ代表)