スウェーデン対チリ代表 [写真]=Getty Images
国際親善試合が24日に行われ、スウェーデン代表とチリ代表が対戦した。
スウェーデンはMFセバスティアン・ラーション、DFヴィクトル・リンデロフらが先発。一方、チリは主将のFWアレクシス・サンチェス、MFアルトゥーロ・ビダルらが起用された。
立ち上がりから試合の主導権を握ったチリは11分、右サイドからのクロスに中央でビダルが頭で合わせるがこれは枠の外へ。21分にはペナルティエリア右手前でボールを持ったエドゥアルド・バルガスがロングシュートを放つが、これはわずかにゴール左にそれた。
そして22分、遂に均衡が破れる。左CKの流れからこぼれ球がペナルティエリア中央手前にいたビダルの前に落ちると、右足のボレーシュートをゴール左に突き刺し、チリが先制に成功した。
1点ビハインドとなったスウェーデンは、すぐさま反撃を見せる。中央で繋ぎながらボールを前に進めると、ヴィクトル・クラーソンがペナルティエリア中心でフリーになっていたオラ・トイヴォネンへパスを供給。トイヴォネンがこれを落ち着いて沈め、失点直後のワンプレー目で試合を振り出しに戻した。
後半は両者一歩も譲らない試合展開を見せると、スコアは動かず終盤へさしかかる。すると90分、最後にゴールを奪ったのはチリだった。エリア内にフリーで抜け出したA・サンチェスのGKとの1対1は止められるが、こぼれ球をマルコス・ボラドスが押し込み、チリが土壇場で勝ち越しに成功した。
試合はこのまま終了し、チリが2-1でスウェーデンを下した。
【スコア】
スウェーデン代表 1-2 チリ代表
【得点者】
0-1 22分 アルトゥーロ・ビダル(チリ)
1-1 23分 オラ・トイヴォネン(スウェーデン)
1-2 90分 マルコス・ボラドス(チリ)
By サッカーキング編集部
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