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スナイデルがオランダ代表からの引退を表明…通算133試合出場は同国歴代最多

2018.03.04

オランダ代表として歴代最多の133試合に出場したスナイデル [写真]=AMA/Getty Images

 カタール1部リーグのアル・ガラファに所属しているオランダ代表MFウェズレイ・スナイデルが、代表からの引退を表明した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が、4日付で報じている。

 同メディアによると、オランダ代表の新指揮官に就任したロナルド・クーマン監督がカタールへ向かい、スナイデル本人と代表での将来についての話し合いを行ったとのこと。その後、同選手は以下のように語っており、不振に陥ったオランダ代表の改革を進める同監督の決断を受け入れた様子だ。

「僕がカタールへ出発したとき、この動きが僕の代表でのキャリアに影響を与えることはもちろんわかっていた。そして、僕はクーマン監督が他の若い選手たちと新たなスタートを切っていることも理解しているよ。彼との対話はとてもオープンで快適なものだった。僕は彼の選択を尊重するよ」

 クーマン監督はスナイデルについて次のように話し、同選手の実力と功績に対して高いリスペクトを示しながらも、世代交代のために今回の決断を下す必要があったと語った。

「ウェズレイは近年最高のオランダ人サッカー選手のうちのひとりだ。卓越した視野を持った、素晴らしい選手だ。だが、私は新しいオランイェ(オランダ代表の愛称)を選び、作り上げていかなければならない。だから、決断をする必要があったんだ」

 インテルで主力として3冠達成に大きく貢献したスナイデルは、オランダ代表としても2003年のデビュー以降長年にわたって活躍を続け、2010 FIFAワールドカップ 南アフリカでは大会得点ランキングトップタイの5得点を挙げる大活躍を見せて、母国を準優勝へと導いている。

 2014 FIFA ワールドカップ ブラジルでもレギュラーとして奮闘し、決して前評判の高くなかったオランダ代表の3位躍進に貢献したスナイデル。同国歴代最多となる133試合に出場して31ゴールを記録し、得点力のある中盤の選手として一時代を築いたといえる存在だった。

By サッカーキング編集部

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