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NFL選手がチャリティーマッチに出場するも一発レッド? その理由とは

2017.07.03

NFLのシアトル・シーホークスでプレーしていたリンチ [写真]=Sports Imagery/Getty Images

 メジャーリーグサッカー(MLS)のシアトル・サウンダーズがチャリティーマッチを行い、そこに出場したナショナルフットボールリーグ(NFL)の選手のプレーが話題となっている。シアトル・サウンダーズの公式ツイッターが動画を投稿した。

 同クラブは2日、2009年から2013年までシアトル・サウンダーズでプレーし、2014年に現役引退を発表した元DRコンゴ代表FWスティーブ・ザクアニの主催するチャリティーマッチを開催。

 ザクアニはもちろん、同じく同クラブに在籍経験を持つ元アメリカ代表FWエディ・ジョンソン、ロサンゼルス・ギャラクシーでプレーし、今年3月に2度目の現役引退を発表した元アメリカ代表FWランドン・ドノバンなどが出場した。

 また、この試合には過去にNFLのシアトル・シーホークスでプレーした、スティーブン・ハウシュカ、マーショーン・リンチも出場。アメリカンフットボールの選手がサッカーをするという、チャリティーマッチならではの異色のコラボが実現した。

 中でもひと際大きな注目を集めたのは、現在NFLのオークランド・レイダーズでプレーするリンチ。「赤」チームの一員として、シャワーサンダルにソックス姿で後半開始時にピッチに現れると、ドリブル突破する味方とともに敵陣に駆け上がり、ゴール前の絶好の位置でパスを受けた。そしてシュートを打つかと思いきや、ボールを抱え込み、相手GKを交わしながらそのままゴールネットに突進。自らがボールを抱えたまま、「タッチダウン」を決めたのだ。

 これには解説者や観客も爆笑。もちろん主審から「ハンド」の判定でレッドカードを提示されたが、そこでもまた簡単には引き下がらなかった。主審のレッドカードをすかさず奪い取って投げ捨てると、ボールを頭上に高くキック。結局リンチはそのまま退場となったが、スタジアムは大盛り上がりだったようだ。まさに『ビーストモード』の異名を持つリンチらしい行動、エンターテインメント大国のアメリカらしい一幕だった。

 シアトル・サウンダーズにはアメリカ代表MFクリント・デンプシーが在籍。現在、ウェスタン・カンファレンスで18試合を終えて8位につけている。

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