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“世界最高年俸”テベス、ファンから批判集中「金はあるが、常識は…」

2017.06.06

上海申花で低調なプレーに終始し、批判を浴びているテべス [写真]=VCG via Getty Images

 中国スーパーリーグの上海申花に所属する元アルゼンチン代表FWカルロス・テべスが、試合中に全く動いていないとして、ファンから大きな批判を浴びているようだ。3日付のイギリス紙『サン』が伝えている。

 同紙によると、問題となっているのは、2日に行われた中国スーパーリーグ第12節の天津泰達戦だという。SNSに投稿された動画には、中盤でボールを回す天津泰達の選手たちに対してプレスをかける様子もなく、ほとんどそ動かないテベスの姿が映っている。

 動画を見たあるファンはSNS上で、「テベスは1分間に80ドル(約8800円)稼いでいる。1秒間だと1.33ドル(約150円)だ。ということは、彼は少し歩いたこの16秒間で21.28ドル(約2300円)を稼いだことになる」と主張。また、別のファンは「金はあるが、常識はない」と、テベスの怠慢な態度を痛烈に批判している。なお、フル出場を果たした同選手だがゴールを奪うことはできず、上海申花は1-2で敗れている。

 世界最高額となる3800万ユーロ(約47億円)の年俸を受け取っているとされるテベスは、今年3月に行われたリーグ開幕戦でPKによる初ゴールと2アシストを記録。華々しいデビューを飾ったが、第5節の長春亜泰戦をふくらはぎの負傷により欠場すると、同試合当日に家族とともにディズニーランドを訪れていることが発覚し、波紋を引き起こしていた。

 6月6日時点で12試合を消化した中国スーパーリーグで、上海申花は3勝3分け5敗の12位に低迷。“新エース”と期待されたテベスも、6試合出場で1ゴールを挙げるにとどまっている。ファンやメディアからの風当たりは強くなる一方だが、結果を残し、批判を黙らせることができるだろうか。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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