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本田圭佑がオーナー務めるSVホルン、国連と協力体制 ユニの胸にロゴ掲出など

2017.03.13

[写真]=SVホルン

 日本代表FW本田圭佑が実質的なオーナーを務めるオーストリア2部所属のSVホルンは国際連合の掲げる取り組みに賛同し、3 月 14 日からクラブのユニフォームの胸(ホーム用・アウェイ用両方)とホームスタジアムの看板に、国連が掲げる「世界を変えるための 17 の目標」のロゴを掲出すると発表した。

 SV ホルンはこれまで、地域や子ども達に向けた取り組みや難民に対する支援を積極的に実施。クラブは、「国連が掲げる『世界を変えるための 17 の目標』に共感し、もっと多くの人を巻き込んでいきたいという想いから、SV ホルンのユニフォームの胸と看板の広告枠を提供することで、このメッセージを発信していくことに決めました。SV ホルンという小さなサッカークラブですが、国連が掲げる“目標”に向けてアクションを起こすことで、世界をよりよく変えるために少しでも多くの人を巻き込んでいきたいと考えています」と、今回の決定に至った経緯を説明。

[写真]=SVホルン

 ユニフォームの胸や看板にデザインされる17の目標は下記となり、それぞれがパネルデザインで並び、掲出される。

1.貧困をなくそう
2.飢饉をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
※上記は日本語訳

 SVホルンが在籍するオーストリアには国連ウィーン本部があり、機能が集中。また、本田圭佑は、7 年前から毎年継続して世界中の子ども達に向けたサッカースクールを開催したり孤児院を訪問したりと、積極的に世界の教育問題や貧困問題に向き合ってきた取り組みが認められ、2016 年 6 月に国連財団の「グローバル・アドボケイト・フォー・ユース(Global Advocate for Youth)」(青少年のための国際的支援者)に任命。「今後さらに、『教育・貧困・環境』をキーワードに個人的にも活動の幅を広げていく予定で、今回の SV ホルンと国連との連携も、これまでの活動や考えの延長線上にあるものです」とクラブは説明している。

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