ロストフとイラン代表で活躍を見せているFWアズムン [写真]＝Bongarts/Getty Images
UEFA（欧州サッカー連盟）の公式HP『UEFA.com』が、ロストフに所属するイラン代表FWサルダル・アズムンについて特集記事を掲載した。
アズムンは1995年生まれの22歳。ルビン・カザンから2015年にロストフへ移籍し、プレーを続けている。イラン代表としても活躍し、23試合出場16ゴールと高い得点率を記録。マンチェスター・Uに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチになぞらえて、“イランのイブラ”との異名を持つ、今後注目のニュースターだ。
かつてはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと比較され、“イランのメッシ”とも呼ばれ、リヴァプールからの関心も報じられていた。アズムン自身はメッシとの比較を好ましく思っておらず、「僕はメッシみたいにドリブルで相手DFを抜き去ったりしない。なぜ彼と比較されるのか、全くわからないよ」とコメントしているという。
『UEFA.com』はアズムンのプロフィールやプレースタイルを紹介。「イランの選手ではアリ・ダエイ、国外の選手ではズラタンが自分の手本なんだ。あんなふうにプレーしたいね」と、自身の理想像を明かしたコメントも掲載されている。
今シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）グループステージでは、アトレティコ・マドリードやバイエルンを相手にゴールネットを揺らしているアズムン。ロストフは9日、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦ファーストレグで、マンチェスター・Uと対戦する。イブラヒモヴィッチの前で、“イランのイブラ”アズムンは活躍することができるだろうか。
By サッカーキング編集部
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