ドルトムント公式ツイッターの投稿がトランプ大統領を批判しているのではと話題になっている [写真]=Getty Images
日本代表MF香川真司所属のドルトムントが公式ツイッター上に投稿した画像とメッセージがアメリカのドナルド・トランプ大統領に対する批判であるとして話題を集めている。ドイツメディア『SPORT1』が報じた。
26日に行われた投稿では、サポーターで埋め尽くされたドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクのゴール裏を写した画像とともに、「私たちが唯一信じている壁」とのメッセージがついていた。
The only #wall we believe in. 💛 pic.twitter.com/nIL4ws0UY1
— Borussia Dortmund (@BVB) January 26, 2017
投稿前日の25日には、アメリカのトランプ大統領が不法移民対策として、メキシコとの国境沿いに壁を建設する大統領令に署名。ドルトムントの投稿は、トランプ大統領の政策を暗に批判したものであると考えられているようだ。
しかし、ドルトムントの公式ツイッターアカウントには、「サッカーの世界にとどまってくれ。政治にはうんざりなんだ」、「我々はサッカーのチームであって、それ以上でもそれ以下でもない」といったサポーターからの批判的なコメントが届いているという。
その一方で、イギリス紙『デイリー・ミラー』は「トランプへの言及はなく、全てがポジティブであり、ネガティブな要素はない。よくやった、ドルトムント」と、関連記事のなかでドルトムントの投稿を前向きに評価。ネット上でも賛否両論が巻き起こっているが、それだけ今回の投稿が与えたインパクトは大きかったようだ。
(記事/Footmedia)
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