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王者コートジボワールがGS敗退の波乱…モロッコとDRコンゴが突破/アフリカ選手権

2017.01.25

トーゴに3ゴール快勝を収めたDRコンゴ代表が首位通過を決めた [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 アフリカ・ネーションズカップ2017のグループステージ第3戦が24日に行われ、グループCの2試合が行われた。

 前回大会の覇者であるコートジボワールと3位DRコンゴが同居するグループC。ここまではDRコンゴが勝ち点4で首位に立っており、モロッコが勝ち点3、コートジボワールが勝ち点2で続き、勝ち点1のトーゴが最下位となっている。

 第1試合ではトーゴとDRコンゴが対戦した。前半29分、まずはグループ首位のDRコンゴが試合を動かす。後方からのスルーパスに相手選手を振り切ったジュニオール・カバナンガ(FCアスタナ/カザフスタン)が追いつき、GKとの一対一で冷静にネットを揺らして先制した。さらに54分、後方からのロングボールに反応してフリーになったエンドンベ・ムベレ(アル・アハリ/カタール)がGKの頭上を超えるループシュートを決め、リードを2点に広げる。

 反撃したいトーゴは69分、エリア内でエマニュエル・アデバヨールがボールを収め、フロイド・アイテ(フルアム/イングランド)につなぐ。同選手の落としをラバ・コジョ・フォドー(USビタム/トーゴ)が押し込んで1点差に詰め寄る。ところが80分、DRコンゴのポール・ジョゼ・エンポク(パナシナイコス/ギリシャ)にバーに直撃するフリーキックを叩き込まれ、再びリードを広げられた。そのまま試合は終了し、DRコンゴがグループステージ2勝目を挙げ、トーゴは未勝利のまま敗退が決定している。

 第2試合ではモロッコとここまで未勝利の前回王者コートジボワールが対戦。勝利したチームがステージを突破する2位と3位の直接対決が実現した。最初のチャンスは25分、モロッコのファイサル・ファジル(デポルティーボ/スペイン)がフリーキックを蹴ると、これがバーを叩く。一方のコートジボワールも37分にサロモン・カルー(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)のスルーパスからウィルフレッド・ザハ(クリスタル・パレス)がフリーでチャンスを迎えたが、シュートはGKの正面で、ゴールを奪うことはできない。

 後半に入って64分、カウンターを仕掛けたモロッコはラシド・アリウィがエリア手前から高めの弾道のミドルシュートを放つと、これがゴール右上に突き刺さる。スーパーゴールで2位のモロッコがステージ突破に一歩近づいた。窮地に立たされたコートジボワールだが、目立ったチャンスを作ることができない。後半アディショナルタイム4分にロングパスからジョナタン・コジア(アストン・ヴィラ/イングランド)がエリアに抜け出したが、相手選手に寄せられてしっかりとしたシュートには持ち込めない。そのまま笛が吹かれ、モロッコが1-0でコートジボワールを破った。

 この結果、勝ち点7のDRコンゴと勝ち点6のモロッコが決勝トーナメントへの進出を決定し、前回王者のコートジボワールとトーゴは未勝利での敗退が決定した。

■試合結果
トーゴ 1-3 DRコンゴ
モロッコ 1-0 コートジボワール

■グループC(試合数/勝ち点/勝/分/負/得失点)
1 DRコンゴ(3/7/2/1/0/3)
2 モロッコ(3/6/2/0/1/2)
3 コートジボワール(3/2/0/2/1/-1)
4 トーゴ(3/1/0/1/2/-4)

By サッカーキング編集部

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