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チェルシー指揮官、中国の“爆買い”に苦言「世界中のチームにとって危険」

2016.12.17

中国行きの可能性が報じられたチェルシーのMFオスカル(左)とMFセスク(右) [写真]=Getty Images

 チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督が、近年横行している中国クラブによる“爆買い”について言及した。16日、大手メディア『BBC』が報じている。

 先日、チェルシーに所属するブラジル代表MFオスカルが上海上港へ移籍する可能性があるとの報道が浮上。さらに、広州恒大がスペイン代表MFセスク・ファブレガスに興味を示しているとの噂も取り沙汰され、チェルシーが“爆買い”の餌食になろうとしている。

 これを受けて、コンテ監督は「中国の移籍マーケットは、チェルシーだけでなく、世界中のチームにとって危険だ」とコメント。プレミアリーグについて、「このリーグは魅力的で、選手たちにとっても素晴らしく、誇りあるものだ。我々はここでプレーすることにもっと誇りを持つべきだね」と、持論を展開した。

 また、オスカルの移籍報道にも言及し、「現状、私には正確にわからない。わかるようになるまで今は待つことしかできないね」と、口を濁した。

 ここ数年、移籍市場を賑わせ続けている中国クラブの“爆買い”。報道の通り、アジア史上最高額の移籍金となる5200万ポンド(約75億8000万円)でオスカルが今冬に中国行きとなれば、またも中国移籍がマーケットの話題の中心となりそうだ。

By サッカーキング編集部

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