元スペイン代表FWビジャ、MLSの年間MVPを受賞…今季23ゴールをマーク

　メジャーリーグサッカー（MLS）は6日、ニューヨーク・シティFCに所属する元スペイン代表FWダビド・ビジャが、2016シーズンの年間最優秀選手賞（MVP）に選出されたことを発表した。同リーグ公式サイト『MLSsoccer.com』が伝えている。

MLSコミッショナーのドン・ガーバー氏（右）からMVPのトロフィーを授与した [写真]＝Getty Images

　2014年夏、2015シーズンからMLSに初参入したニューヨーク・シティFCに同クラブ初のプロ契約選手として加入したビジャ。2年目となった今シーズンは33試合で23ゴール4アシストと活躍し、チームをレギュラーシーズンで東地区2位へと導いた。スペイン人初のMVP受賞となり、ベストイレブンにも選出されている。

　ビジャはクラブ票の27.63パーセント、メディア票の22.43パーセント、選手票の27.63パーセントを集め、合計77.69ポイント（最大300ポイント）を獲得。昨シーズンのMVPを受賞したイタリア人FWセバスティアン・ジョヴィンコは48.75ポイントで4位だった。

　なお、同選手の所属するニューヨーク・シティFCは東地区2位でプレーオフに初進出したものの、初戦でトロントFCに敗退。10日に行われるプレーオフ決勝戦“MLSカップ”では、トロントFCとシアトル・サウンダーズが全米最強の座を賭けて激突する。