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名門パルメイラスがブラジルリーグ優勝…22年ぶり5度目の戴冠

2016.11.28

ブラジレイロを制したパルメイラス [写真]=Getty Images

 11月26~27日に行われた2016年のカンピオナート・ブラジレイロ第37節。サンパウロ州の州都サンパウロで行われたパルメイラス対シャペコエンセは、パルメイラスが接戦を制した。この結果、パルメイラスは最終節を待たずに優勝が決定した。

 優勝に王手がかかっている一戦ともあって、アリアンツ・パルケのスタンドは満員御礼。大観衆の後押しを受けて戦ったパルメイラスは、25分にセットプレイから先制した。右サイドでのFKをゼ・ロベルトがペナルティエリアに向けてグラウンダーのパスを出すと、ガブリエウ・ジェズスがスルーしてモイゼスがペナルティアークでヒールパス。そしてボールがペナルティエリアに入ったところで、ファビアーノが右足のアウトサイドで浮かせると、ループシュートのような軌道を描いてゴール左隅に吸い込まれた。

 今シーズン終了後にマンチェスター・Cへの移籍が決まっているG・ジェズスは、29分にカウンターを仕掛けてゴールポストをかすめる鋭いシュートを放つと、43分にはスルーパスで最終ラインの裏へ抜け出してシュートを放ったが、相手の好守によってゴールネットを揺らせなかった。

 2位につけていたサントスの結果に関係なく、引き分け以上で優勝が決まるパルメイラスのベンチでは、85分を過ぎるとベンチから控え選手が立ち上がって早くもお祭りムード。そして試合終了のホイッスルが鳴り響くと、スタジアムは大歓声に包まれた。

ガブリエウ・ジェズス

マンC移籍が決まっているG・ジェズスは有終の美を飾った [写真]=Getty Images

 パルメイラスのブラジレイロン優勝は、1994年以来22年ぶり5度目となった。(ブラジレイロンの前身であるタッサ・ブラジウ時代の優勝を含めると、9度目)

【スコア】
パルメイラス 1-0 シャペコエンセ

【得点者】
1-0 25分 ファビアーノ(パルメイラス

(記事提供/Cartao Amarelo)

クラシコ

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