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東西の地区決勝が開幕…モントリオールとシアトルが1点差で先勝/MLSプレーオフ

2016.11.24

MLSカップのカンファレンス決勝・ファーストレグが開催された [写真]=Getty Images

 メジャーリーグ・サッカー(MLS)のプレーオフにあたる「MLSカップ」のカンファレンス決勝・ファーストレグが22日に行われた。

 20クラブが東西カンファレンスに分かれレギュラーシーズンを行うMLS。各地区6位以上の計12クラブがプレーオフに進出し、東西に分かれたままトーナメントによるプレーオフを実施する。すでに準決勝までを消化しており、東地区ではレギュラーシーズン5位のモントリオール・インパクトと同3位のMF遠藤翼が所属するトロントFCが、西地区ではレギュラーシーズン4位のシアトル・サウンダースと同2位のコロラド・ラピッズが決勝に駒を進めている。

 東地区決勝は、モントリオールがホームにトロントFCを迎えた。試合は立ち上がり12分までに2ゴールを奪ったモントリオールが優位に進める。52分にもモントリオールのアンブロワーズ・オヨンゴが得点を決め、スコアは3-0となった。しかしここからトロントFCが反撃。68分にジョジー・アルティドールのヘディングシュートで1点を返すと、73分にはエリア内でパスをつなぎ、最後はマイケル・ブラッドリーが冷静にシュートをゴールへ蹴りこんだ。結局、ゲームは3-2でタイムアップ。モントリオールが勝利したものの、大きな2失点を献上した。なお、ベンチ入りした遠藤に出場機会はなかった。

ホームで勝利を収めたモントリオール [写真]=Getty Images

ホームで勝利を収めたモントリオール [写真]=Getty Images

 西地区では、アウェーのコロラドがケヴィン・ドイルのミドルシュートで先制。しかし、直後にシアトルはジョーダン・モリスの得点で追いつくと、61分にPKを獲得する。このチャンスをニコラス・ロデイロがしっかりと決めて逆転。2-1でシアトルが勝利した。

PKが決勝点となり、シアトルが先勝した [写真]=Getty Images

PKが決勝点となり、シアトルが先勝した [写真]=Getty Images

 東地区のセカンドレグは30日、西地区のセカンドレグは27日に開催予定。各地区決勝を制したカンファレンス王者同士が、一発勝負の決勝戦となる「MLSカップ」で真のシーズンチャンピオンの座を争う。

■MLSカップ・カンファレンス決勝・ファーストレグ
▼東地区
モントリオール・インパクト(5位) 3-2 トロントFC(3位)
1-0 10分 ドミニク・オドゥロ(モントリオール・インパクト)
2-0 12分 マッテオ・マンコース(モントリオール・インパクト)
3-0 52分 アンブロワーズ・オヨンゴ(モントリオール・インパクト)
3-1 68分 ジョジー・アルティドール(トロントFC)
3-2 73分 マイケル・ブラッドリー(トロントFC)

▽西地区
シアトル・サウンダース(4位) 2-1 コロラド・ラピッズ(2位)
0-1 13分 ドミニク・オドゥロ(コロラド・ラピッズ)
1-1 19分 ジョーダン・モリス(シアトル・サウンダース)
2-1 61分 ニコラス・ロデイロ(PK)(シアトル・サウンダース)

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By サッカーキング編集部

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