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サッカーの試合中に殺人事件? 選手に頭突きされた主審が昏倒後に死亡

2016.11.09

メキシコで主審が頭突きを受けて死亡した(写真は1月のメキシコリーグ) [写真]=LatinContent/Getty Images

 現地時間6日の午前、メキシコのイダルゴ州トゥラシンゴ市で行われたサッカーの試合で、レッドカードで退場を勧告された選手に頭突きをくらった主審が意識不明で病院に搬送され、そのまま亡くなるという事件が起こった。イギリス紙『デイリーメール』が8日付で伝えている。

 殺人事件にまで発展した騒動の中心人物はルーベン・リベラ・バスケス容疑者で、メキシコのアマチュアリーグでプレーする選手だ。カナリオス・ロホ・ゴメスに在籍するバスケス容疑者は、リンダビスタ戦でファールをした際、主審のビクトル・トレホ氏に判定に関して抗議。レッドカードを提示されたために激昂し、退場処分への意趣返しとしてバスケス容疑者は主審のトレホ氏の頭部に頭突きをした。

 その衝撃で昏倒したトレホ氏はピッチ上で救急班に治療を受けた後に、赤十字病院に搬送された。意識不明の状態で病院に搬送されたトレホ氏だったが、頭部への衝撃を原因とした「くも膜下出血」で亡くなった。

 その後逃走を試みていたバスケス容疑者は地元警察に発見され、殺人事件の容疑者として逮捕される事態となっている。

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