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元ブラジル代表GKロジェリオ・セニ、監督を目指してセビージャで研修

2016.10.31

昨年12月に現役を退いたセニ氏 [写真]=Getty Images

 元ブラジル代表GKロジェリオ・セニ氏が将来の監督デビューを目指して、日本代表MF清武弘嗣所属のセビージャで約1週間の指導者研修を行っているようだ。ブラジル紙『エスタード・デ・サンパウロ』が報じている。

 セニ氏は1973年生まれの43歳。1992年から23年間に渡ってサンパウロ一筋の選手生活を送り、昨年12月に現役引退を発表した。GKながら足元の技術にも長けており、選手時代には通算で131ゴールをマーク。この記録はギネス世界記録にも認定されている。

 同紙によれば、セニ氏は今年に入ってから第2のサッカー人生を見据え、欧州での指導者研修をスタート。日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターでクラウディオ・ラニエリ監督から指導者のイロハを学んだ後、現在はスペインに滞在し、セビージャを率いるホルヘ・サンパオリ監督の下で研さんを積んでいるという。

 セニ氏はサンパオリ監督に関して、「現在のフットボール界で最も優れた監督の1人」と評し、「私は彼の攻撃的でアグレッシブなフットボールが大好きだ。サンパオリと共に過ごせる時間は大きな財産になるはずだ」と語っている。

 なおセニ氏には来年以降、古巣サンパウロの監督に就任する可能性が浮上しており、同クラブのカルロス・アウグスト・レコ会長もその噂を認めるような発言をしている。「今はサンパウロの監督になるために勉強している最中だ。その機会が訪れることを願っている」と抱負を語るセニ氏だが、欧州サッカー界の第一戦で活躍する名監督たちから学んだことを披露する日もそう遠くはなさそうだ。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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