インド・スーパーリーグのムンバイ・シティに所属する元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランが、マンチェスター・U在籍時にチームメイトだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)について語った。UAE紙『The National』が27日に伝えている。
C・ロナウドが2003年にマンチェスター・Uへ加入した時のことを回想したフォルランは「彼がマンチェスター・Uに来てからまもなく、私の父(パブロ・フォルラン氏)がウルグアイからやってきて、私のプレーを観たんだ。2、3試合を観て、練習見学の許可も得た。父は元プロ選手で、どのように試合が変化しているかに強い興味を持っていた。アレックス・ファーガソン監督も父には良くしてくれたよ。スペイン語を使ってみようとしてくれたこともあった」と、エピソードを披露。以下のように続けた。
![マンU所属時のフォルラン(左)とC・ロナウド [写真]=Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2016/10/GettyImages-2899427.jpg)
マンU所属時のフォルラン(左)とC・ロナウド [写真]=Getty Images
そしてフォルランは「父はC・ロナウドのことを見ていたんだ。彼は私のように、練習が終わった後もトレーニングをしていた。私たちは互いの向上に貢献していたんだよ。シュート練習をたくさんやった」と話し、「父は他の優秀な選手たちよりもC・ロナウドを上だと思っていた。そしてそれは正しかったんだね」と、パブロ氏がC・ロナウドの能力を見抜いていたことを明かした。
C・ロナウドの性格については「彼は良いやつだった。今もそうだね。対戦する時も、私たちはいつも話をしていたよ。彼が若い頃にユナイテッドで魅せていた野心が、彼を遠くへと運んでいったね。チャンピオンズリーグを2つのクラブで制するなんて、ほとんどの選手が考えないことだと思うよ」と、エピソードを交えながら語っている。
そして最近の同選手についても言及。「彼がチャンスを逃した時、レアル・マドリードのファンがブーイングをしていたね。驚いたよ。フェアじゃないと思う。彼は今も偉大な選手であり続けている。彼はフットボールを愛しているし、批判を浴びることが彼のモチベーションになってくれることを願うよ。批判をする人々が間違っていると証明するためのモチベーションにね」と擁護しつつ、さらなる活躍へ期待を寄せていた。