後半アディショナルタイムに6枚のレッドカードが提示された(イメージ) [写真]=AMA/Getty Images
9月1日に行われたUEFA U-21欧州選手権予選・グループ8で、6選手が退場する事態が発生した。
U-21トルコ代表とU-21キプロス代表の一戦は、アウェーのキプロスが22分に先制。1-0のまま試合は推移し、後半アディショナルタイムへ突入した。すると、90+8分に“事件”は起きた。両チームの選手やスタッフがピッチ上で入り乱れての乱闘となった。
キプロス紙『Cyprus Mail』によると、キプロスの選手たちが“人種差別的な”方法でゴールを祝ったことで、両チームの間には緊張状態が続いていたという。そして試合が終了を迎えようかというタイミングで、乱闘という形で表出してしまった。
主審は事態の収拾を図り、両チームの3選手ずつにレッドカードを提示。そして試合終了のホイッスルを吹いた。混乱した状況では計6選手へのレッドカード提示も目立たなかったようで、主審は試合後に改めて両チームに通知したという。
まさに“大荒れ”となった一戦。アウェーで勝利を収めたキプロスの選手たちは、安全確保のために護衛隊の警備を受けながら宿舎へと戻ったと報じられている。
By サッカーキング編集部
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