代表引退撤回を表明したメッシ [写真]=Getty Images
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は12日、9月に行われるロシア・ワールドカップ南米予選に向けた同国代表メンバー27名を発表。代表引退の意向を表明していたFWリオネル・メッシ(バルセロナ)も名を連ねた。
メッシはメンバー発表に先駆けて、アルゼンチン代表の公式ツイッターにて声明を発表。自身の心境を明かしている。
#Eliminatorias ¡Messi sigue en la Selección @Argentina! ¡Grande, capitán! pic.twitter.com/pobmdf0xru
— Selección Argentina (@Argentina) August 12, 2016
メッシは「あの(コパ・アメリカ)決勝の日の多くのことが頭をよぎった。本気で(代表を)辞めようと思ったけど、自分はこの国とこのユニフォームが本当に大好きなんだ」とコメント。6月26日に行われたコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016決勝でチリ代表に敗れたことに言及した。メッシはPK戦でキックを失敗。2大会連続の準優勝に終わり、試合後に代表引退を示唆するコメントを残していた。
代表引退表明後、メッシの動向はアルゼンチン国内における大きな関心事となった。多くのファンが引退撤回を望み、マウリシオ・マクリ大統領や元同国代表MFのディエゴ・マラドーナ氏らも翻意を求めた。
そして、メッシは代表引退を撤回することを表明した。同選手は「自分がアルゼンチン(代表)でプレーを続けることを望んでくれた全ての人に感謝したい。彼らにすぐにでも喜びを届けたいと思っているよ」と、感謝の意を示している。
アルゼンチン代表は9月1日にウルグアイ代表、6日にベネズエラ代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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