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五輪招集問題の渦中…所属クラブで先発の久保は無得点、地元紙評価伸びず

2016.08.01

リーグ戦第2節に先発出場した久保裕也(写真は昨季のもの) [写真]=Getty Images

 スイス・スーパーリーグ第2節が7月30日に行われ、リオデジャネイロ・オリンピック日本代表FW久保裕也が所属するヤング・ボーイズはホームでルガノと対戦。9分にPKから先制したが、55分に同点に追いつかれると、83分にオウンゴールで逆転を許して1-2と敗れた。

 開幕戦は途中出場で1ゴールを挙げた久保。今節ではツートップの一角として今シーズン初の先発出場を果たしたが、同点に追いつかれた後の66分に交代した。

 地元紙『Berner Zeitung』は、試合後の採点で久保に「3.5」と低めの点数をつけた(スイス紙の採点は、最高6点、最低1点)。

 寸評では「五輪出場を阻まれたフラストレーションを、心から振り払おうとしているかのように見えた。前半は再三ミドルシュートを試みた。しかしながら、いつもの決定力不足が顔を出した」と綴られた。リオ五輪参加を巡る一連の騒動の渦中でモヤモヤを払拭しようと気合いを見せたものの、空回りに終わったと指摘されている。

 続けて、「後半に入ると姿が消え、やっぱりブラジルに行ってしまったかのようだった」と、低調なプレーぶりに皮肉を込められた。

 ヤング・ボーイズは次節、6日にトゥーンをホームに迎える。

By サッカーキング編集部

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